4月27日、キッザニアにおいて、栄光キャリアルートが実施したWorld Tripの様子をお伝えします。
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英語ネイティブ講師と一緒に過ごし、活動を通して、いつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。
今回のプログラムは、いろいろな職業体験ができる子どもが主人公の街『キッザニア』を舞台に、英語が堪能な専属スタッフ「ナビゲーター」と一緒に英語で職業体験にチャレンジします。
勉強の一環として英語を学ぶのではなく、職業体験を通じて子どもたちが楽しみながら英語に触れ、自然と実用的な英語を身につけることができる機会となっています。
入場後に各グループに分かれて、それぞれの専属「ナビゲーター」が自己紹介などを行います。 今日体験する5つ(※)のお仕事体験の全てを英語で指導してくれる「ナビゲーター」から専用のバッグが配布され、行う体験の種類や順番などの説明がありました。
※下記の中の5つのお仕事を体験
おもちゃ工場・消防署・ぽん酢工房・飛行機(パイロット)・冷凍食品開発センター、ハンバーガーショップ・総合商社・病院(新生児室)・石けん工場・歯科医院
子どもたちに大人気のパビリオンの一つ「飛行機(パイロット)」。
ここでのお仕事はどのような内容なのでしょうか?
本物の飛行機の機体がパビリオンになっており、この中でいろいろなお仕事に挑戦します。
飛行機を安全に操縦するパイロットと、お客様にサービスをするとともに安全を守るキャビンアテンダントの2つの仕事がありますが、今日は「パイロット」に挑戦します。
まずは制服に着替えます。
パイロットが着用するかっこいい黒のジャケットが一人ひとりに手渡されます。
よく見ると、袖口のラインは副機長の「3本」ではなく、「4本」ですので、「機長」のようです。
子どもたちは、今までの私服から、「4本線」の入ったパイロットのジャケットに着替えると、少しりりしく見えてくるのが不思議です。
着替え終わると、ナビゲーターからの説明があります。
「A pilot’s job is to fly a plane and safely transport passengers to their destinations.(パイロットのお仕事は飛行機を操縦してお客様を目的地まで安全に送り届けることです。)」
「Today we will be having you all participate in some pilot training using flight simulation.(今日はみなさんにパイロットの訓練生としてフライトシミュレーションを使った操縦訓練を行ってもらいます。)」
すると、ナビゲーターからボードと鉛筆が渡されます。
ボードには何か記載されている紙がセッティングされています。
よく見るとその紙の表題には「Briefing Sheet(ブリーフィングシート)」と書かれています。
ナビゲーターは「We will now have a briefing to confirm the air route and weather conditions.(これから空路の確認や空の天気などを確認するブリーフィングを行います。)」の指示が出ます。
一見、難しそうな英語ですが、ナビゲーターはわかりやすいジェスチャーなどを交えて子どもたちにわかりやすく説明しています。
このブリーフィングはよく飛行機などのドラマなどでも見受けられる、フライト前に乗務員全員で行う打ち合わせのことを指し、天候などの確認や緊急時の対応、サービス内容などを共有するために行われます。
子どもたちもパイロットの訓練生としてきちんとブリーフィングを行っています。
ブリーフィングシートには、「Destination(目的地)」「到着地の天候(Weather at destination)」「到着地の気温(Temperature at destination)」などが書き込むようになっており、ナビゲーターがそれぞれに書き込むべきことを指示しています。
確認事項などは少ないですが、それでも本物のパイロットが行うルーティンに従っての体験になっており、本格的です。
ブリーフィングが終わると、シミュレーションを使った操縦訓練の場所に子どもたちは移動となります。
保護者たちはその場所には入れず、中の様子を映し出すモニターを通して、子どもたちが操縦している様子を見ることとなります。
各子どもに個別のモニターが割り当てられているため、一人ひとりの表情を確認することができます。
子どもたちはそれぞれ操縦席に座り、操縦かんを動かしながら確認しているようです。
確認が終わると、操縦訓練が始まったようです。
みんな真剣に操縦かんを操作している様子が見られます。笑ったり、ふざけたりしている子どもは一人もいません。
音や声も聞こえないモニター越しではありますが、お仕事に集中している様子がよくわかります。
そろそろシミュレーションを使った操縦訓練が終わりに近づくと、スタッフの方から、子どもたちが退出してくる場所へ誘導されます。
少し待っていると、ナビゲーターと子どもたちが出てきます。
そして最後に「Nice Flight!」と言い合い、みんなでサムズアップをして終了となりました。
前半のプログラムが終わると、子どもたちは専用スペースへ移動し、昼食の時間になります。今日のメニューは、お仕事体験をした「チャーハンまたはピラフ」「ハンバーガー」のいずれかで、子どもたちはただ食事を楽しむだけでなく、自分で作る工程を学んだことで、より充実した満足感を得ているようです。
達成感に満ちた笑顔で食事を味わう姿がとても印象的で、ランチを終えた子どもたちは、新たな仕事体験に向けて期待を膨らませ元気に出発しました。
最後の仕事体験を終えた子どもたちは、団体用の出入口付近に集まり、ナビゲーターから「キッゾ(お給料)」やプログラム限定のオリジナルグッズを受け取ります
報酬を受け取った子どもたちは誇らしげな表情を浮かべながら、「Thank you very much!」と感謝の気持ちを伝え、笑顔で解散しました。
その後、迎えに来た保護者のもとへ向かうと、子どもたちは今日の体験を興奮気味に語り始めます。
それはまるで冒険を終えた探検家が貴重な経験を共有するかのような姿で、とても印象的でした。
パイロット体験でも見受けられましたが、ただ制服を着たり、飛行機を操縦するだけでなく、実際のパイロットが行う操縦前のブリーフィングや目に見えないルーティンまで体験できる、いわゆる「子どもだまし」ではない体験を提供していることに感銘を受けました。
細部まで丁寧に再現されており、単なる断片的な体験ではなく、実際の仕事を意識した統合的なプログラムになっている点が魅力的だと感じました。
学校での英語学習は、文法や単語の習得に重点を置いていますが、キッザニアのような実践的な体験では、実際に英語を使う力を鍛えることができます。
例えば今日のパイロット体験のように、操縦前のブリーフィングや乗客へのアナウンスなど、職業に関連したリアルな英語を使う場面があり、これは「生きた英語」として、学校の授業では得られない貴重な経験になるのではないでしょうか。
さらに、こうした体験を通じて、子どもたちは「英語を話せた!」という成功体験を積み、自信をつけることができます。
ただ教科書の内容を覚えるだけではなく、実際の仕事を想定した環境で英語を使うことで、より実用的なコミュニケーション力を養うことができるのです。
特に航空業界のような国際的な職場では英語が不可欠なスキルであり、キッザニアでの実践的な英語体験を通じて、子どもたちは将来のキャリアを考えながら、グローバルな視野を広げる貴重な機会を得ることができます。
このような意義深い体験を大切にし、今後も継続して実施してまいります。
WorldTrip事務局
Email:worldtrip_ecr@eikoh.co.jp開催日時
2025年07月20日(日) 00:00~00:00申込締切
イベント詳細をご確認ください開催日時
2025年07月20日(日) 00:00~00:00申込締切
イベント詳細をご確認ください開催日時
2025年07月20日(日) 10:00~16:00申込締切
2025年07月15日(火)開催日時
2025年07月21日(月) 10:00~15:30申込締切
2025年07月16日(水)開催日時
2025年07月26日(土) 10:00~15:00申込締切
2025年07月21日(月)