2026年04月19日(日)、栄光キャリアルートが実施した「昆虫博士とフィールドワーク&昆虫標本づくり【春編】」の様子をお伝えします。
[目次]
教室や教科書では学べない「本物・本当」の「めったにできない」体験に「チャレンジ」することで、これからの未来を自分で考え自分で決める「力」を育む、未来の自分探し講座です。
各分野で活躍するその道のプロが指導する、旅行会社等のレディメイドな講座でなく、楽しみながらも「学ぶ」という学習塾としての栄光の特徴をコンセプトとしたオリジナルの唯一無二の講座となります。
この講座では、子どもたちに大人気の「昆虫」をテーマに、昆虫博士ファーブル先生とともに昆虫採集や標本づくりを体験します。
「春・夏・秋・冬」と四季折々に実施することで、季節ごとに異なる昆虫の姿や生態の違いを観察し、自然の移ろいとともに昆虫の多様性を学ぶ貴重な機会となります。
そして今回は「春編」。
春は冬を越した昆虫たちが動き出し、にぎやかさを取り戻す季節。成虫や幼虫など、様々な姿の昆虫たちとの出会いが待っています。
さて、あなたを待っているのはどんな小さな仲間たちでしょうか⁉
フィールドワーク前に図鑑で春の昆虫を確認しました。あわせて、ハチなどこの時期に出会う可能性のある危険生物への対策も学習。遭遇時の対処法や「直接触れない」ルールを確認し、安全に活動するための準備を整えました。
恒例の「今日は何種類見つけられる?」という目標決めでは、昨年の同時期の発見数「17種」を超える「30種」を目標に設定。
春爛漫のフィールドへ元気に飛び出しました。
今日は最高気温が20度弱の予報で、日陰に入ると少し肌寒さを感じる陽気です。子どもたちが目標の「30種」を胸に意気揚々とビルを出ようとした、その時でした。
なんと、出口に向かうビルの廊下でさっそく最初の昆虫を発見!
「こんなところにも虫がいるんだね」と、小さな命にみんなで驚き、喜び合いました。幸先の良いスタートに発見数は早くも「1」となり、いよいよ本格的なフィールドワークの開始です。
普段何気なく通り過ぎている街路樹も、昆虫たちにとってはかけがえのない住処であることを学びました。先生からのレクチャーを受けると、子どもたちの目の色が変わります。
道中に街路樹を見つけるたび、そこはもう立派な観察ポイント。子どもたちは足を止め、木の幹や葉の裏まで食い入るように見つめ、「ここにも隠れているかも!」と真剣な表情で確認作業に没頭していました。
今も残る江戸城の石垣には、石の間に無数の細い隙間があり、昆虫たちにとって絶好の隠れ家となっています。先生から「ここは虫たちにとって、大都会の中にある住処の宝庫だよ」と教わると、子どもたちは一斉に石垣へ。
壁面にぐっと顔を近づけ、真剣な眼差しで隙間をのぞき込みます。するとほどなくして、「先生、いた!」「こっちにも何かいる!」と、あちこちから弾んだ発見の声が響き渡りました。
桜並木へ移動し、いよいよ昆虫探しが本番を迎えました。
日陰は少し肌寒いものの、日向に出るとぽかぽかと暖かい気候です。「昆虫が活動しはじめる気温」を事前に学んでいた子どもたちは、その知識をしっかり活かし、太陽の光が届く暖かい草原を中心に探し始めました。
すると、そこら中から「先生、何かいました!」「見つけました!」と元気な声が響き渡ります。それぞれが自分のペースで木の根元や草のしげみをのぞき込み、夢中になって昆虫を探していました。
4月19日の春爛漫の中、子どもたちは夢中で昆虫を探し続け、2023年の講座開始以来、過去最高となる「42種類」を発見しました。
この記録は、単に数を競うためのものではありません。厳しい冬を乗り越え、都会の片隅で春を迎えた虫たちのたくましさを肌で感じてほしいからです。
都市化や温暖化が進む今、これほど多様な生きものが身近にいるという気づきは貴重です。「この街でどう生きているのか」「これから自然はどう変わるのか」。今回の発見を入り口に、子どもたちが未来の環境に目を向け、主体的に考える視点を養うことを目指しています。
子どもたちの前に現れたのは、世界の国々からはるばるやってきた昆虫たち。本や画面の向こう側だった憧れの姿を前に、子どもたちの瞳はキラキラと輝いていました。
印象的だったのは先生の言葉です。「自然の中で天寿を全うした虫たちです。選ぶことはできないけれど、手元に届いた一匹との特別な出会いを大切にしてください。」その温かいお話を受け取る子どもたちの手は、どこか優しく、誇らしげに見えました。
先生の手順をじっと見つめてやり方を覚えると、いよいよ製作開始。一針一針に心を込めるような、特別な時間が始まりました。
子どもたちが試行錯誤して作った標本は、最後に先生が仕上がりを確認して微調整や細部へのチェックを行うことで、一つひとつ丁寧な形として完成します。
完成後は「昆虫標本記録シート」に向かい、虫の名前や大きさ、採集場所、スケッチなどを書き込んでいきます。自分の目で見た事実を整理し、特徴を細かく観察する力を養うことが目的です。この記録づくりを通して、子どもたちは発見を自分の言葉でまとめ、物事を科学的に捉える視点を学んでいます。
講座の集大成として、子どもたちは栄光オリジナルの昆虫検定に挑戦しました。この検定は参加回数に応じて級が上がり、問題もステップアップしていく仕組みです。
試験前には先生から重要なポイントの解説があり、「これまでに落ちた人はいません。自分を信じて挑戦しましょう!」と温かいエールが送られました。その言葉に子どもたちの表情は引き締まり、真剣な眼差しで問題用紙に向き合っていました。
採点が終わると、いよいよ認定証の授与です。名前が呼ばれるまでの緊張感の中、子どもたちは静かにその時を待ちました。結果は見事、全員が合格。名前を呼ばれた子どもたちは、誇らしげな笑顔で認定証を受け取っていました。
この講座は、一年を通じて季節ごとに姿を変える昆虫たちを観察し、自然の奥深さに触れられる人気プログラムです。今回の「春編」では、長い冬を乗り越え、待ちに待った春の訪れとともに活動を始めたたくさんの昆虫たちとの素晴らしい出会いがありました。子どもたちは、大都会の真ん中にも多様な小さな命が懸命に生きていることを肌で感じ、身近な環境や命の大切さを学ぶ重要性を深く実感しました。
実際の採集活動では、江戸城の石垣や桜並木など、場所ごとに異なる環境を歩きながら昆虫の生態を体験的に学びました。めったに見られない外来種も含め、最終的には目標を大きく上回る「42種類」もの昆虫を発見することができました。
続く標本づくりでは、世界の昆虫を丁寧に扱いながら、スケッチを通して細部を注意深く観察する姿勢を育みました。ここで作った標本は、単に昆虫を美しく飾るためのものではありません。「その時代に、どのような昆虫が生息していたのか」を次世代へと伝える重要な学術記録でもあります。この作業を通じて、子どもたちは命を終えた昆虫へ敬意を払い、環境を守る意義を深く学びました。
講座の締めくくりとなる「栄光オリジナル昆虫検定」では、これまでの学びを振り返りながら挑戦し、見事全員が合格。認定証を手にした子どもたちは、大きな達成感とともに自然への探究心をさらに深めた様子でした。
今回の貴重な体験が、身近な自然を慈しみ、未来の環境を思いやる心を育てる確かな一歩となることを願っています。
【次回講座のご案内】
次回の7月19日(日)は、夏のフィールドワークとともに「ニジイロクワガタ」の飼育方法を学びます。講座の最後には、オス・メスペアのニジイロクワガタをお持ち帰りいただき、ご自宅での飼育に挑戦していただきます。みなさんのご参加を心よりお待ちしております!
ツクル∞ジブン事務局
Email:tsukuru-jibun_ecr@eikoh.co.jp開催日時
2026年07月19日(日) 00:00~00:00申込締切
イベント詳細をご確認ください開催日時
2026年07月19日(日) 10:00~15:00申込締切
2026年07月14日(火)開催日時
2026年07月20日(月) 10:00~16:00申込締切
2026年07月15日(水)開催日時
2026年07月25日(土) 00:00~00:00申込締切
イベント詳細をご確認ください開催日時
2026年07月26日(日) 10:00~15:00申込締切
2026年07月21日(火)