就職活動で多くの学生を悩ませる問題のひとつ。それがSPI(適性検査)です。
SPIとは、就職活動で多くの企業が採用している適性検査の一種で、言語分野と非言語分野の能力や性格が測定されます。
特に文系学生にとっては、非言語分野の計算や推論が苦手な場合が多く対策が必要です。
この記事では、SPIの全体像とよくある質問を解説します。
[目次]
適性検査とは、「仕事をする上で必要な資質を総合的に測定する検査」のことを言います。 適性検査にはたくさんの種類がありますが、最もメジャーなものがリクルートが行っているSPIです。
適性検査にはたくさんの種類がありますが、難易度や勉強の始めやすさを考えると、まずはSPIから始めてみて、希望する業界や企業で導入されている適性検査を調べて対策を行うのが良いでしょう。
SPI | 最もメジャーで難易度も比較的易しい適性検査です。能力検査(言語分野・非言語分野)、性格検査の2つで構成され、受検者の性格や知的能力を測定されます。 |
玉手箱 | SPIと並び、Webテストでは導入シェアの高い適性検査で、多くの企業で導入されています。特に商社、金融・コンサルなど、就職難易度が比較的に高い業界で導入している企業が多いので、志望する学生は対策をしておくとよいでしょう。 |
TG-WEB | 近年、採用選考に導入する企業は増加傾向にあります。 計数・言語・英語・性格テストの4分野があり、特にどの分野も難易度が高いのが特徴となります。 |
GAB | 総合商社や専門商社、証券・投資、総研など、高い知能を要する業界の総合職用の適性検査として採用されることが多く、難易度も高いのが特徴です。言語理解・計数理解・性格(+英語)などの分野があります。 |
CAB | SEやプログラマーなどIT職を志望している学生の適性を測るためのテストで、情報処理・システム関連の企業の多くで採用されている適性検査です。 |
SPIで検査される内容は、大きく2つに分類されます。
SPIには4つの受検方法(Webテスティング、テストセンター、ペーパーテスティング、インハウスCBT)がありますが、現在はWebテスティングか、テストセンターでの受検が主流です。
試験時間は、能力検査は35分、性格検査は30分程度かかります。
性格検査では、回答時間に対して質問項目が多く300問ぐらい出題されるため、考えすぎず自分に正直に回答すればよいでしょう。
能力検査のような準備は特に必要ありません。ただし、本当の自分じゃない就活用のキャラを演じて「志望企業の求める人材像にフィットするような回答をする」ことは、たとえそれで検査をパスしても、選考が進むにつれてメッキは必ず剥がれます。注意してください。
能力検査は、一夜づけ的な対策をして対応できるものではありません。早い時期からあらかじめ出題形式に慣れておくことが重要です。
大半の就活生が能力検査で出題されるような問題を大学受験以降しばらく解いていない状況でしょうから、本格的な選考を迎える前にシミュレーションをして問題を解く感覚を取り戻しておく必要があります。
手軽に無料でSPI対策を始めたい!
そんな時は、今だけ無料で公開している「文系脳のためのSPI対策講座」をご活用ください。SPIの非言語分野から計算力・思考力が問われる問題の解説を映像講義で提供しています。
SPIの採点結果は20~80の偏差値で出され、言語・非言語の能力の平均値を1~7の段階にして、企業に通知されます。
標準は段階「4」ですが、一般的に段階「5」であれば、企業に足切りされないラインとされています。
不安な場合は、早めに大手企業の適性検査を受けてみると通過したかどうかで自分の基準が把握できます。
栄光キャリアルートでもSPIの実力診断を実施していますので、適性検査の力試しに「就活対策Webテスト診断(無料)」をご活用ください。
以上、SPI(適性検査)の概要について解説しました。SPIは就職活動で重要なステップですが、早めに対策を始めれば乗り越えられます。自信を持って臨んでください。
業界・企業の調べ方、就活の進め方など、ちょっとした質問でもお気軽にご相談ください。オンライン・オフラインどちらでも対応可能です。あなたの就職活動が成功することを心から応援しています!
開催日時
2024年12月21日(土) 11:00~11:50申込締切
2024年12月19日(木)開催日時
2025年01月18日(土) 11:00~11:50申込締切
2025年01月16日(木)