こんにちは。栄光キャリアルートの就活トレーナーです。
大学受験も終わり、やっと受験という競争から解放されたと思いきや、この先待ち構えている最後の競争、そう、それが「就職活動(就活)」ですよね。
初めて直面する就活についてはよくわからない、という方が多いのではないかと思います。
そこで今回は、みなさんが将来就活で臨むことになる様々な選考方法について解説していきます。
(本記事の内容は2023年12月時点での情報を基にしています)
[目次]
通称「ES(イーエス)」。正式名称「エントリーシート」。ESは文字どおり、選考への応募(エントリー)時に企業に提出するもので、個人情報や学歴、運転免許や保有資格の有無などを記載する履歴書とは異なり、企業から出された質問に対して文章で回答するものです。
例えば、
「あなたの強みを教えてください(200字以内)」
「あなたが学生時代に力を入れたことを教えてください(300字以内)」
「当社を志望する理由と入社後に成し遂げたいことを教えてください(400字以内)」
といった質問に文章で回答します。
適性検査は「仕事をする上で必要な資質を総合的に測定する検査」のことです。
最もメジャーなものはSPIです。SPIは難易度も比較的易しい適性検査で、能力検査(言語分野・非言語分野)、性格検査の2つで構成されています。
適性検査には他にもたくさんの種類があります。
例えば、
金融・コンサル系の大手・有名企業で導入している企業が多い「玉手箱」
日系の大手金融や外資系企業などの有名難関企業で採用が増えている「TG-WEB」
商社、証券・投資、総研など、高い知能を要する業界の総合職用の検査として採用されることが多い「GAB」
情報処理・システム関連の企業でSEやプログラマーなどを志望する学生の適性を測るために採用されている「CAB」
などがあります。
実施形式はパソコンを使ってオンライン上で受検するものや、指定された会場で受検するものがあります。
また、それ以外にも独自の適性検査を採用している企業や、適性検査の一環として「デザイン思考テスト」などを課す企業も増加しています。
動画面接は企業から出された質問に口頭で回答する様子を収録してその動画データを提出するものです。
例えば、
「60秒以内で、自己PRをしてください」
「60秒以内で、あなたが学生時代に力を入れたことを教えてください」
「30秒以内で、当社に興味を持った理由を教えてください」
といった質問に口頭で回答する様子を収録して提出します。
グループ選考は複数の学生が一堂に会して企業から課された課題に対してグループとしての結論を出すためにディスカッションをするものや、課題をクリアするために一緒にワークに取り組むものです。
特に学生からの人気が高く多くの学生が集中する企業や採用に関して学生の人間性を重視する企業で実施されることが多いです。
実施形式は対面・オンライン、共にあります。
プレゼンテーション選考は企業から事前に与えられたテーマについて作成したプレゼン資料を使って実際に企業の採用担当者に対してプレゼンをするものです。
人に情報を上手に伝える能力が求められる放送・映像制作業界、エンタメ業界、広告業界、商社等の採用選考で実施されるケースがあります。
実施形式は対面・オンライン、共にあります。
面接選考はなんとなくイメージできるものではないかと思います。
しかし最近は、AI面接というものを採用する企業が増えるなど、人と対峙して行われる面接以外にパソコンやタブレット、スマホと対峙して行う面接もあります。
実施形式は対面・オンライン共にありますが、一次面接はオンライン、二次面接以降は対面というケースが多いようです。
いかがでしたでしょうか。
今回は、みなさんが将来就活で臨むことになる様々な選考方法について解説してきました。
栄光キャリアルートでは、大学生のキャリア形成に役立つイベント情報や就活現場の最新TOPICをLINE公式アカウントで発信中です。
友だち登録してあなたのキャリア形成に役立つ情報を入手してください。
開催日時
2024年10月19日(土) 11:00~11:50申込締切
2024年10月17日(木)開催日時
2024年11月16日(土) 11:00~11:50申込締切
2024年11月14日(木)