採用活動において、企業が就活生に求める能力とはどのようなものでしょうか?
もちろん、即戦力としての仕事の能力や資格、そして未来に向けたキャリアに関するビジョンを持つことは重要なことです。
しかし、まだまだ学生である就活生に、即戦力としての能力はそれほど求めていないものです。
企業が欲しいと思う人材について詳しくご紹介します。
[目次]
社会人になって、〇年以上経ちますが、いまだに社会人としての能力があるのかどうなのか…、もしかしたら、社会人として求められる能力がないのかもしれない…、なんて、あまり自分に自信のない人もいます。
だって、学生時代に誰もそんなこと教えてくれませんでしたし、特に自分でも考えた事なんてなかったので…。
と言って、ひとり、不貞腐れていても仕方がないので、実際に、現在の就活現場で就活生に求められている社会人基礎力を見ていきましょう。
問題解決能力とは、「何が問題なのかをしっかりと把握した上で解決策を検討し実行に移すことのできる能力」のことです。
論理的思考力とは、「物事の因果関係を整理し順序立てて考えることのできる能力」のことです。
主体的行動力とは、「自ら考えて行動することのできる能力」のことです。
リーダーシップとは、「仲間や後輩を引っ張っていくことのできる能力」のことです。
ストレスコントロール力とは、「ストレスを我慢するだけではなく、ストレスの原因を解消する能力や物事を楽観的に考えることのできる能力」のことです。
とは言っても、①~⑤の能力が自分に備わっているかどうか、すぐに自分を見極められる学生は少ないと思います。
そのためには今までの人生で培ってきた経験をひとつずつ丁寧に紐解いて、①~⑤の能力が自分に備わっているかどうかを冷静に分析すること、つまり自己分析が必要です。
自分を分析して理解することで、本当の自分が見えてきますし、今後必要となるES(エントリーシート)対策や面接対策で“すべきこと”が見えてくるはずです。
①~⑤の能力以外にも、必要となる能力はあります。
それは、コミュニケーション能力です。このコミュニケーション能力は、就活の場面だけではなくビジネスシーンでも非常に重要な能力のひとつです。
コミュニケーション能力というと、話す方の能力に目が行きがちですが、実際には、聴く方の能力と読む方の能力(空気を読む能力も含みます)も必要になります。
一方的に自分の意見を述べるのではなく、相手が本当に欲しい回答を提供することができる能力は、どのような職業でもとても重要なのです。
最近では、企業側が就活生に求める能力の中のひとつに、「起業家資質」というものが加わりつつあります。
つまり、企業内で(若しくは、その企業の業界で)イノベーションを起こせる人材への需要が高まっているということです。
企業に就職するのに、「起業家資質」なんて関係ないんじゃないかって思いますよね?
でも。そうではないんです。
理由は単純。ビジネスサイクルが高速化している現在のビジネス環境の中では今までと同じことをやっているだけでは企業が生き残れない時代になり、いろいろなアイデアを考え、新しいビジネスをつくることのできる人材が必要だからです。
もっと言えば、既存社員に「起業家資質」を備えさせるにはそれ相応の費用と時間がかかりますから、企業側としては、そのコストを掛けずにフレッシュで有能な「起業家資質」を持ち合わせた就活生が喉から手が出るほど欲しいということです。
つまり、前述の①~⑤の能力とコミュニケーション能力に加えて、この「起業家資質」を備えて企業側にアピールすれば、就活市場でのあなたへのニーズが格段に高まることは間違いありません。
実は、自己分析はひとりでするより誰かと一緒にするのが効果的です。
これまで多くの就活生の自己分析をサポートしてきた就活トレーナーがあなたの自己分析をお手伝いします。
あなたには①から⑤の能力の中のどの能力があるのかを一緒に見つけちゃいましょう!
開催日時
2024年11月16日(土) 11:00~11:50申込締切
2024年11月14日(木)開催日時
2024年12月21日(土) 11:00~11:50申込締切
2024年12月19日(木)