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就活支援レポート:24卒学生の内定獲得ストーリー

こんにちは。栄光キャリアルートの就活トレーナーです。
今回は、とある2024年卒受講生の内定獲得ストーリーをお届けしたいと思います。

彼女との出会いは3年次の7月でした

その学生さんと初めて顔を合わせたのは、彼女が大学3年生(2022年)の7月でした。

はじめに彼女が語り出したのは、就活に対する焦りと不安でした。

3年生になって周囲から就活の話題が聞こえ始めたことで就活への関心は高まってはいたものの、何から始めればいいのかわからず…

そうこうしているうちに夏インターンの募集が始まり、何となく大手企業をメインに応募してきたけど、ほとんどがES選考落ちの状態で大きな不安を感じているとのことでした。

お話をさせていただいた印象では、しっかりしていてハキハキと話す元気な印象の女の子でしたが、どこか自分に自信がなさそうで、ちょっと心配性(?)な一面も少し感じられました。

これまで高校受験や大学受験では自分の努力で第一志望校の合格を掴んできた努力家タイプのようで、何事も正しい努力を積み重ねれば目標を達成できると信じてがんばれる学生さんのようでした。

夏インターンに向けてのサポートをスタート

その後すぐにコースをお申し込みいただき、8月頭に初回面談を終えて本格的な受講がスタートしました。

その時点での彼女の課題は、「自己分析ができていないこと」でした。

「自分が本当にやりたいことが何なのか分からない…」

まずはその悩みを解消すべく、オンラインでの動画学習とワークシートを使っての自己分析を急ピッチでスタートさせました。

それまで自己分析にしっかり取り組んだことがなかったということもあり、彼女自身にも新たな発見がたくさんあったようですし、ワークシートに対する私からのフィードバックによって、より深く自分を見つめることができたようでした。

入塾前は広告・メディア業界にしか目を向けていなかったようですが、自己分析の結果から不動産業界やインフラ業界、IT業界、メーカーなどにも目を向けて将来の選択肢を拡げることができました。

自己分析が終わると、さっそくES原稿の作成にとりかかりました。

まず初めに取り組んだのが「ES頻出9テーマ」のES原稿作成です。

<ES頻出9テーマとは>

多くの業界・企業でESテーマとして課される頻度が高いもの

①長所
②短所
③強み
④弱み
⑤ガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)
⑥困難を乗り越えた経験
⑦チャレンジ経験
⑧チームワークを発揮した経験
⑨周りの人から何と言われるか

いきなりこの9つのテーマについてES原稿を書くって大変じゃない?と思われる方も多いかと思います。ですが、実は初めに取り組んでいたワークシートでこれらのES原稿を書くための土台ができているので、さほど大変な作業ではありません。

彼女も、ワークシートでアウトプットした短い文章をつなぎ合わせてES原稿を書き上げ、ES添削を粘り強く繰り返し、短期間で提出できる状態まで持っていきました。

また、同時並行してインターンへの応募で課される応募企業独自のテーマに対するES原稿の作成にも取り組み、応募活動に取り組んでいきました。

その努力の成果もあって、大手企業5社の夏インターンに参加することができました。

インターンに参加した後は必ず振り返りを行い、今後の方向性判断の材料を一緒に見つけていきました。

秋冬インターンに向けて

夏インターンへの参加もひと段落した頃、夏インターンでの経験や振り返りを踏まえて、改めて「就活の軸(=仕事選びの基準)」を一緒に見直しました。

彼女の「就活の軸」は、

①人と直接関わる仕事

(チームワークが好き、コミュニケーション能力を活かせる仕事がいい)

②人の為になって人に喜ばれる、人に感謝される仕事

(「ありがとう」と言われることにやりがいを感じる)

③挑戦志向があり、やりがいを感じられる仕事

(ルーティーンワークは性に合わない)

というものでした。

それらの「就活の軸」を基に、これまで目を向けていた業界からより彼女に合っている業界を検討すると同時に、彼女に合っていそうな仕事を一緒に探しながら秋冬インターンの応募活動を進めていきました。

急にやってくる!「就活力成長期」

そんな最中、秋冬インターンへの応募に向けてESの作成に取り組んでいた彼女に変化が現れました。

初めは簡潔な文章が書けずにESに苦労していた彼女が、ある時期から自分の言葉・表現で簡潔な文章が書けるように変わったのです。

その変化に気づいた私が面談の際にそれとなく彼女に訊いてみると、彼女はこう言っていました。「ESの添削を繰り返し受けているうちに、書き方のコツが何となくわかってきて、読み手目線で自分の文章を見れるようになってきました」と。

実はこの変化、彼女だけではなく他の受講生にも共通して起こることなのです。

はじめのうちはライティング講師のフィードバックに従って書き直しをしていますが、それを何度も繰り返すうちに、そのESテーマで「書くべきこと」や「読み手に伝わる表現方法」などが自ずと身について、ある日突然、自分のESを読み手目線で見ることができるようになるんですね。その成長がESの質をグッと引き上げるトリガーになるのです。

彼女はこの転機をきっかけに、彼女のES選考通過率は安定するようになりました。

また、それをきっかけにして、面接練習での受け答えにも簡潔に回答することができるようになりました。特に、これまでは不明確だった志望動機については、「その企業じゃなきゃいけない理由」を明確に語れるようになったことで、面接選考での通過率も飛躍的に向上していきました。

結果、大手企業4社の秋冬インターンに参加することができました。

また、それまでにインターンに参加した4つの企業から「早期選考」の案内を受け取ることができ、いよいよ採用選考に向けての準備にとりかかりました。

本命企業の早期選考から内々定を獲得!

それまでのインターン経験と振り返りに加えて最終的な自己分析の結果から、彼女は大手不動産ディベロッパーを本命企業に見据えました。

早期選考とは言っても、早期選考だから楽に内々定が取れる!ということではありません。

内容は本選考そのものですし、必然的に優秀な学生の中での戦い(早期選考採用枠の争奪戦)になりますから気は抜けません。

面談の際にそのことを彼女に伝えたところ、彼女は改めてESを見直して書き直し、適性検査への準備をして早期選考に臨み、無事に書類選考を通過しました。

次が本当の難所、面接選考です。

「絶対に内定を取らせてあげたい!」という想いのもと、過去の面接質問項目を徹底的に調べ上げて、選考段階に合わせた面接練習を行いました。

一次面接は主に人物評価なので、彼女の性格や特性をしっかりと企業に伝えることを意識した回答練習を2回行いました。その結果、一次面接は無事に通過し、いよいよ勝負
の最終面接へ。

最後の面接練習は最終面接本番の2日前に行いました。
最終面接では、企業とのマッチ度や入社意欲(熱意・本気度)が評価されるため、主に志望動機・入社後のキャリアビジョン・志望度についての回答訓練を行いました。
これまでとは違い、「しっかりと回答できるようになった彼女なら大丈夫だ!」と確信して本番に送り出しました。

いよいよ緊張の最終面接当日。私もちょっと緊張しながら「がんばれ~」と念を送り続けていました。すると、最終面接を終えた彼女からメールが。

最終面接では、何を訊かれて何を答えたのか記憶がないほど緊張していたとのこと。

でも、想いはしっかり伝えてきました!という内容でした。

数日後、彼女のもとに内々定メールが届きました。

内々定連絡をもらってからの数日間はその事実が信じられずに、毎朝、企業から届いたメールを見返して確認していたとのことでした。

今は本当にやりたいことが見つかって、実際にやりたいことを仕事にできることにワクワクしている、とのことです。

これまでがんばってきた成果が実を結んで本当によかった!

その瞬間が私たち就活トレーナーにとっても一番うれしい瞬間です。

次はみなさんの番です。

いま、就活への焦りや不安を感じている方は、ぜひ一度、就活個別相談会でお話を聞かせてください。きっと役立つアドバイスをご提供できると思います。

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