1月25日、キッザニアにおいて、栄光キャリアルートが実施したWorld Tripの様子をお伝えします。
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英語ネイティブ講師と一緒に過ごし、活動を通して、いつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。
今回のプログラムは、いろいろな職業体験ができる子どもが主人公の街『キッザニア』を舞台に、英語が堪能な専属スタッフ「ナビゲーター」と一緒に英語で職業体験にチャレンジします。
勉強の一環として英語を学ぶのではなく、職業体験を通じて子どもたちが楽しみながら英語に触れ、自然と実用的な英語を身につけることができる機会となっています。
入場後に各グループに分かれて、それぞれの専属「ナビゲーター」が自己紹介などを行います。
今日体験する5つ(※)のお仕事体験の全てを英語で指導してくれる「ナビゲーター」から専用のバックが配布され、行う体験の種類や順番などの説明がありました。
※下記の中の5つのお仕事を体験
おもちゃ工場・消防署・ぽん酢工房・飛行機(パイロット)・食品開発センター、ハンバーガーショップ・総合商社・マジックスタジオ・石けん工場・歯科医院、ベーカリー・ソーセージ工房・警備センター・宅配センター・街時計
ここでのお仕事は、マジックをお見せして観客を楽しませるお仕事です。
披露するマジックはトランプマジックとコインマジックの2種類から好きな方を選びます。
小さなステージのある部屋に入る前にナビゲーターから「Let’s change into this outfit.(この衣装に着替えましょう。)」とマジックショーの衣装が渡されました。
金色の光り輝くタキシード(シャツとベストの一体型)に、子どもたちは「少し派手だな。」「flashy」などと呟いていますが、実際に着てみるとマジシャンに見えてくるのが不思議です。
さらにナビゲーターから「You will be challenged by playing card magic or coin magic.
Choose one of the two types of playing card magic or coin magic.(トランプマジックとコインマジックに挑戦します。トランプマジックとコインマジックの2種類から好きな方を選んでください。)」と伝えられ、子どもたちがそれぞれ選んだところでマジックを行う部屋に入り、黒いカーテンで中が見えないように仕切られます。
ここからは中の様子が映し出されている画面のみでしか確認することができません。
会話はほとんど聞こえないのですが、時々「Abracadabra!」「tricks」「Put your hand up!」などの声がかすかに聞こえてきます。
部屋の中では、ナビゲーターからタネあかしを見せてもらったうえで、掛け声や手の動かし方など、見せ方の練習などをしているようです。子どもが10分程度の練習でできてしまうマジックなので、「タネがバレバレのマジックになるのでは・・・」と大人感覚で思ってしまいます。
しばらくすると、ナビゲーターが部屋から出てきて「Thank you for waiting. Please come in.」と案内され、観客となる大人が中に入ります。
暗い部屋の中に入ると、突然ステージにスポットライトが当たり、幕が開くと先ほどの衣装を着た子どもたちが大きなジェスチャーで観客に挨拶をします。
まずはトランプマジックのようです。
「4」「5」「6」の3枚のトランプを覚えて、右と左のトランプをテーブルに敷いているマットに隠し「Abracadabra!」とおまじないを唱えて魔法をかけます。
そして、残った1枚を開いてみると、キングに変わっています。
一瞬「え?何で?」と本気で思う「タネがバレバレのマジック」とはかなりかけ離れたマジックです。テレビで見るようなマジックを見せられ、驚きました。
次に、コインマジックです。
テーブルに白いクロスが敷かれてあり、その上に1枚のコインとコップが置かれています。
子どもたちは「It’s a handkerchief.」と言って、衣装のポケットからハンカチを取り出すと、コップに被せてコインを隠すように上に置きます。
子どもたちは例のごとく、「Abracadabra!」とコップの上で唱えて念じます。そして、 ナビゲーターから「Pick the handkerchief.」と伝えられてハンカチを取ると、なんとコインがなくなっています。
またもや、「え?何で?」と本気で思ってしまいます。
ナビゲーターが「It’s a magic coin!」と伝え、子どもたちがまたコップにハンカチを被せて「Abracadabra!」とハンカチを取ると、次はコップの中にコインが戻っています。
「なんで?」「どうして?」と大人たちの声が聞こえてきました。
子どもたちが大きなジェスチャーで「Thank you very much!」と挨拶して終了です。
衣装を脱いだ子どもたちが出てきたところで、思わず「タネ教えて!」と言うと、少し得意気な子どもたちからは「No!」「It’s a secret.」と厳しく言われてしまいました。
前半のプログラムが終わると、専用スペースに移動して昼食です。
今日の昼食は、お仕事体験をした「チャーハン」「ピラフ」「ハンバーガー」「クロワッサン&ソーセージ」のいずれかとなります。
購入したものとは違い、作る工程を知ることができたお昼ごはんを食べている子どもたちは、満面の笑顔とともに達成感で満たされた表情で、大切そうに食べている様子が印象的でした。おいしい「ランチ」を終え、子どもたちは次のお仕事体験へと向かいました。
最後のお仕事体験が終了して団体用の出入口付近に再集合すると、グループごとにナビゲーターから今日のお仕事の対価としての「キッゾ(お給料)」やプログラム限定のオリジナルグッズを手渡されます。
「キッゾ(お給料)」をもらう子どもたちの表情は少し誇らしげで、今日お世話になったナビゲーターのみなさんに「Thank you very much!」と挨拶をして終了となりました。
お迎えに来た保護者の方に、嬉々として今日の出来事を語るその姿は、まるで小さな冒険者たちが大きな発見を共有しているようで、心に強く残りました。
子どもが主人公の街『キッザニア』で英語を使って職業体験にチャレンジしました。
ここでの体験は、英語を学問として「学ぶ」のではなく、英語をコミュニケーションの「道具」として使って色々な仕事を行うという、「インプット→アウトプット」の実践練習です。
通常の学校での英語学習では、どうしても「インプット」のみに偏りがちですが、この「キッザニア」では、英語を使う環境が整っているため、子どもたちは英語を使うことに対する抵抗感を減らし、自然に英語を使う習慣を身につけることができます。
英語での仕事体験を通じて成功体験を積むことで、子どもたちは英語を使うことへの自信を深め、さらに英語学習に対するモチベーションが高まり、積極的に英語を使う姿勢が身につくと考えます。
英語をどれだけ多く知っていても、それが使えなくては「宝の持ち腐れ」になるのではないでしょうか。
大好評により、今後も継続して実施してまいります。
WorldTrip事務局
Email:worldtrip_ecr@eikoh.co.jp開催日時
2025年03月09日(日) 10:00~12:30申込締切
2025年03月04日(火)開催日時
2025年03月09日(日) 13:30~16:00申込締切
2025年03月04日(火)開催日時
2025年03月20日(木) 09:30~15:30申込締切
2025年3月15日(土)開催日時
2025年03月22日(土) 00:00~00:00申込締切
イベント詳細をご確認ください開催日時
2025年03月23日(日) 10:00~13:00申込締切
2025年3月18日(火)