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WorldTrip国立科学博物館を開催(2/25)

2024年2月25日、国立科学博物館において、栄光キャリアルートが実施したWorld Tripの様子をお伝えします。 

イベントの詳細はこちら

World Tripとは?

英語ネイティブ講師と一緒に過ごし、活動を通して、いつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。

「地球や生命を英語で表現してみよう!」

今回のプログラムは、地球や生命がテーマの『国立科学博物館』を舞台に、英語ネイティブ講師と一緒に探検しました。
科学と聞くと「なんだか難しそう・・・?」と思うかもしれませんが、こちらの施設は巨大な恐竜の骨や様々な動物などの剥製など、子どもの好奇心に応えてくれる、誰でもすぐ見てわかる展示がたくさんあり、楽しみながら学べることができます。
夢中で展示に触れながら、それぞれの表現を英語で学ぶと同時に、なぜ?どうして?の疑問が芽生え、英語とともに地球や科学への興味も湧いてくる一石二鳥の講座となっています。

それぞれのグループで先生の自己紹介があり、一緒に行動する「バディ」を決めての出発となりました。

午前コースは「Global Gallery(地球館)」を舞台に色々な探検をします。

「地球館3階~力強く生きる哺乳類と鳥類を見る~」

まずは、3階へ上ります。
少し薄暗い廊下を通ると、突然さまざまな哺乳類と鳥類の剥製がみんなをお出迎えです。
みんながよく知っている「Cheetah(チータ)」や「Caribou/Reimdeer(トナカイ)」など今にも動き出しそうな剥製が並べられています。
子どもたちは「Cheetah!」「Reimdeer!」などと興奮気味に名前を叫んでいます。
先生から「Are Cheetahs fast?」「Are Caribou big?」と質問があると、子どもたちは「Fast!」「Very fast!」「Big!」など自分の中のイメージを口にします。「Are there any other strong animals?」という質問には少し周りを見渡して「Wolf!」「Coyote!」「Buffalo!」などと答えていました。
先生は「Big」と発音する際、両手を大きく広げながら「Big」と発音するなど、たとえ「Big」という単語を知らなくても、表情や動作でもわかりように伝え、大きい/小さい/早い/強いなどの表現を実際の動物を見ながら学びました。

子どもたちが先生の「アウトプット」から自然と自分に「インプット」している様子が手に取るようにわかります。

今度は3階から地下2階へ移動です。

「地球館B2階~誕生と絶滅の不思議~」

ここでは、約40億年前に誕生した生命は誕生と絶滅を繰り返しながら進化を遂げてきた恐竜の絶滅後に発展した哺乳類の歴史を紐解くエリアです。


右側に「アメリカマストドン」という大きなゾウ類が展示され、左側には横に広がる大きなカーブを描く牙を持つ「コロンブスマンモス」という北アメリカで最大のゾウ類が展示されています。
先生からこの階で重要な単語について説明がありました。
「Earth」「Sea」「Forest」など比較的みんなが知っている単語の説明とともに「Fossil(化石)」「Mammal(哺乳類)」など大人でも難しい単語も紹介されます。
「Fossil(化石)」は化石が展示されている前で「A living creature that has remained dead for a long time」の説明とともに手や動作を交えながら「死」「土の中」「地上に現れる」ことを表現し、とてもわかりやすく説明しています。
また「Mammal(哺乳類)」は人類の展示エリアに行き、哺乳類の特徴の一つである「Breastfeeding and growing(母乳で育てる)」であることを説明しながら、動作などでも表現して伝えていきます。男の子たちは「母乳」の動作のところで笑ったりしていますが、きちんと理解できていることが伺えます。
人類の始まりである「猿人」「原人」「ネアンデルタール人」の展示で、自分たちの祖先だと知って親しみ深い表情で見入っていました。

そして次に地下1階へ移動です。
この階は「科博=恐竜の展示」と言われるほど、巨大恐竜の展示など大迫力な
展示エリアです。

「地球館B1階~恐竜の謎を探る~」

子どもたちが大好きな「Tyrannosaurus Rex/T-REX(ティラノサウルス)」や「Triceratops(トリケラトプス)」などの恐竜が生息するジャングルの中に突然放り込まれたような感覚になる大迫力の展示で、子どもたちは口をポカーンと開けながらその大きさや迫力に圧倒されていました。
ワークブックには展示されている恐竜の写真が掲載され、その恐竜を見つけたら☑を入れるようになっているので、「Big」「Strong」「Tall」「Mammal」「Dinosaur」など先生は今まで習った単語を説明に含め、復習も兼ねながら進んでいきます。

短い前足が目印のティラノサウルスはものすごい迫力です。この復元骨格は反対側に展示されているトリケラトプスを待ち伏せするかのようにしゃがんだ状態になっています。
子どもたちは今にも闘いだしそうなこの恐竜を目前に太古の昔を想像しているようです。

そして最後は子どもたちお待ちかねのお土産購入時間です。
実際のアンモナイトの化石や恐竜が描かれたTシャツやノートなどたくさんのお土産が販売されています。
子どもたちは買いたい気持ちと予算と必死に格闘し、予算を大幅に余らせる子どもや予算ギリギリまで買う子どもなど、こんなところでも個性が光ります。
お土産を購入したら、午前のみの参加の子どもたちは先生とお別れをし、午後も参加する子どもたちは先生に「See you!」とあいさつして一時解散しました。

午後コースは「Japan Gallery(日本館)」を舞台に探検します。午前同様、それぞれのグループに分かれて出発、みんなで3階へ移動しました。
早速、先生から「Look at the ceiling.There is stained glass!」との声があり、
天井を見るときれいなステンドグラスがはめ込まれた歴史漂う光景が目に入ります。
日本館の建物は1931年にネオルネサンス様式にて建てられた国指定重要文化財なのです。

日本館3階~~日本列島の素顔と日本列島の生い立ち~

3階に到着すると、突然大きな「龍」が空を飛んでいるような「フタバスズキリュウ」の復元骨格が目に入ってきます。
先生から「This is a Futabasaurus!」「The first fossil was discovered in Japan.(フタバスズキリュウは日本で初めて化石が発見されました。)」と説明があり、
子どもたちはまたもその大きさと迫力に圧倒されていました。

そして次に目に飛び込んできたのは様々な大きさや形が異なる「Ammonite(アンモナイト)」の展示です。
先生からは「It can be seen that many ammonites found in Japan were inhabited by many ammonites a long time ago. (多くのアンモナイトが日本で見つかったことから、大昔に多くのアンモナイトが生息していたことがわかります。)」の説明があり、子どもたちに理解できるかなと心配になりますが、展示されているアンモナイトや日本列島が誕生する前後の絵などを示しながらわかりやすく解説することで、なんとなくでも自然と理解できているようでした。

日本館2階~生き物たちの日本列島と日本人と自然~

次に2階へ移動です。
我々日本人は今まで自分たちの生活のために自然を大きく開発し、それにより多くの生き物に大きな影響を及ぼしてきました。日本に元々いた生き物が絶滅したり、外国から来た生き物である「外来種」などで生態系のバランスが崩れたりして、今までとこれからを問うエリアとなっています。

まず目に飛び込んできたのは、縄文時代から弥生時代そして現代へと移り変わる、私たち日本人の祖先たちのそれぞれの時代の姿や生活の様子です。

先生からは「They are your ancestors!(彼らはみなさんの祖先ですよ!)」と案内がありました。狩猟など自然と共存しながら生活する縄文時代、稲作など自然を開発しながら生活する弥生時代の様子を見ながら、先生はまず縄文時代のエリアで「This was a time when humans made good use of nature.(この時代は人間が自然をうまく利用する時代ですね。)」と伝え、弥生時代のエリアでは「This was a time when humans changed nature.(自然を人間のために変えていく時代ですね。)」と説明します。先生は、縄文時代では自然と人間の「バランス」、弥生時代ではその「バランス」が崩れる様子を手で巧みに表現し、子どもたちは体全部で英語の意味を理解するとともに、自分たちの祖先がどのような変遷を遂げてきたのかを学んでいきます。

そして最後のエリアで先生は一匹の白い犬の剥製の前で足を停め「Do you know this dog?(この犬を知っていますか?)」と投げかけます。子どもたちは少し考え、どこからともなく「ハチ!」の声が上がりました。
「That’s right, this dog is Hachi! You can see it in Shibuya! (そうです、この犬はハチです。渋谷で見れますね。)」「Dogs have been kept as pets and other family members since the Jomon period.(犬は縄文時代からペットとして家族の一員として飼われてきました。)」と説明があると、子どもたちは「銅像」ではない剥製の「ハチ」をまじまじと見つめていました。

そして最後は子どもたちお待ちかねのお土産購入時間です。
生き生きとした表情で買い物を終え、先生とハイタッチとお別れのあいさつでそれぞれの帰路に就きました。

保護者アンケートより

  • この企画に参加しなければ、国立科学博物館を見学する機会がなかったと思うので良かったです。
  • 全て会話が英語だったのが良かったです。
  • 英会話教室以外で英語のみの環境が初めてなのでいい経験になりました。
  • 子どもがとても楽しめたようでした。
  • 先生方がフレンドリーなのですんなりと輪に入れ、緊張したりせずに英語に触れることができたようです。

まとめ

今回は、大人でも1日では回り切れないほどの知的好奇心をくすぐる数多くの展示や学びの仕掛けが満載の「国立科学博物館」が舞台でした。

たとえ専門的な知識がなくても、大迫力の恐竜の標本など、感覚的に楽しめる展示内容になっているので、英語を通して子どもたちは体全部で学び取ることができます。この「楽しい!」という感覚から、よりもっと地球や科学、自然や生き物などに興味を持つようになることでしょう。
そして将来、もともと行っていた「自然と人間との共存共生」の時代が来ることを切に願っています。

五感を使って楽しむ
体験型英語プログラム

WorldTrip

見て聞いて触って嗅いで、楽しみながら様々な場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。

WorldTrip事務局

Email:info_worldtrip@eikoh.co.jp

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