2024年5月6日(月)、栄光キャリアルートが実施した「母の日にプレゼント!世界でひとつだけのフラワーアレンジメント」の様子をお伝えします。
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教室や教科書では学べない「本物・本当」の「めったにできない」体験に「チャレンジ」することで、これからの未来を自分で考え自分で決める「力」を育む未来の自分探し講座です。
各分野で活躍するその道のプロが指導する、旅行会社等のレディメイドな講座でなく、楽しみながらも「学ぶ」という学習塾としての栄光の特徴をコンセプトとしたオリジナルの唯一無二の講座となります。
いつもお世話になっているお母さん。でもそのお母さんに感謝の気持ちをきちんと示しているでしょうか?
この講座では、大切なお母さんを思い浮かべて自分で花を選びアレンジして作り上げる、世界でひとつだけのフラワーアレンジメントを行います。
そしてキーワードは『SDGs』
使う材料は生花ではなく、本物の生花そっくりな造花『アーティフィシャルフラワー』です。午前と午後の2回実施となりました。
今日ご指導いただく先生は、JAFA日本アーティフィシャルフラワー協会アーティフィシャルフローリストの岡澤先生とアシスタントの薮内先生です。
まずは栄光オリジナルのワークブックで『アーティフィシャルフラワー』と『母の日』についてのレクチャーを受けます。
先生から「アーティフィシャルフラワーはいつ頃から始まったのかな?」と質問されると「最近!」「昭和!」「明治時代!」など近年に開始したという回答が多く聞こえてきましたが、「現存する最古のものはなんと紀元前2700年ごろのエーゲ海文化に作られました。」と説明があり、「そんなに昔から!?」とみんな驚いています。
アーティフィシャルフラワーは大昔から親しまれていて、日本での最古の記録は752年であることや近年から現在にかけてのアーティフィシャルフラワーの変遷、メリットデメリットなどの説明もありました。
そして、ワークブックには色々な花の写真の中からアーティフィッシャルフラワーを探すクイズがあります。一見すると全て生花に見えますが、アーティフィッシャルフラワーが紛れているのです。皆さんかなり手こずっていました。
先生から解答が示されるとともに「現在のアーティフィッシャルフラワーは技術の進歩もあり、生花そっくりなんです。今日行うフラワーアレンジメントは色の違う花を加えて自由自在にアレンジできるので、とってもエコでSDGsなんですよ!」とお話しがありました。
次に「母の日」の由来や起源、「色」についてのレクチャーです。
南北戦争時のアメリカから始まった説とイギリスやアイルランドでそれ以前からあったという説がありますが、日本では明治時代末期から大正時代にかけての皇太后の誕生日が起源とされていること、その後日本の大手お菓子メーカーがイベントを開催して全国的に広まったようです。
フラワーアレンジメントではそれぞれの花の色の組み合わせが重要なので、「色」についても説明がありました。色彩検定1級の薮内先生からワークブックを使いながら、人間は色の明るさや鮮やかさなどの「色相」「明度」「彩度」の3つから色認識していること、色は白や灰色など色みのない無彩色と赤や青など色みのある有彩色に別れること、暖かみを感じる「暖色」と冷たさを感じる「寒色」そしてそれらの真ん中にある温度を感じない「中性色」に区分できることを学びました。
花選びや配置の際にこの色の特徴を生かしたり、洋服を選んだりするときにも役に立ちます。
座学の時間が終わると、早速フラワーアレンジメントの作業となります。
先生からの「それでは、好きなお花を選びましょう!」という声掛けで隣の教室に移動します。
隣の教室には様々な色や種類の「アーティフィシャルフラワー」が所狭しと置かれていました。
「わー、きれい」「本物のお花みたい」「これって偽物なの?」など参加者が興味津々に角度を変えて眺めてみたりそーっと触ったりしていると、先生から「生花ではないので自由に触って大丈夫です。選び終わっても変更していいですからね。」と案内がありました。
参加者は選んだ花束の配置を考えています。
どの花がメインでどれをサブにするかなどを真剣に考えている様子で、一気に教室が静まり返ります。それぞれが「完成予想図」を描きながら黙々と花材を選び、手に取っては戻して別の花材と比較したり、行ったり来たりを繰り返したりと忙しそうです。
今回は透明なガラスの花瓶に花束を入れて、ラッピングしてお母さんにプレゼントするので、自分で選んだ花束を花瓶に入れて様々な角度から眺め、配色を変えたり新しい花を入れたり、花を切って短くしたりと作業に集中していました。
先生も「この奥の花の色を少し暖かみのある花に置き換えると良いですよ。」
「この手前の花の長さを少し切って短くしましょう。」などアドバイスしながら参加者を見回っています。
そして先生から「そろそろ本番です!花束を束ねて固定します!」の指示があり、
針金を使って固定していく作業に取り掛かります。
それぞれ大切なお母さんが喜んでくれることを想像して、丁寧に固定していると、先生から「花は自由自在に折り曲げたり、傾けたりすることもできます。ボリュームを出したいときや奥行きを持たせたいなどの場合、花を折り曲げて工夫してみましょう!」とアドバイスがあります。
最後に全体のバランスを見て仕上がり具合を確認して完成です!
参加者の作品を見ると、様々な花を集めて花束にしているもの、同系色と同種類にまとめたものなど、ひとつとして同じものはありません。
その後、セロハンやリボンで整えてプレゼントらしくなりました。
でも、これで終了ではないのです。メッセージカードが用意されており、先生から「大切なお母さんにメッセージを書きましょう!絵を描いたりスタンプやシールを貼ってもいいですよ!」と案内があり、各々の想いをカードに込めていきます。
そして、全ての作業を終えると、参加者は花材選びから花束づくり、ラッピングにメッセージカードづくりと「達成感」に満ちた表情で、愛おしそうに自分の作品を眺めながら帰路に就きました。
今回は世界でひとつだけの母の日にプレゼントするフラワーアレンジメントに挑戦しました。
生花は枯れてしまいますが、今回製作した花束はのちに手を加えることもでき、末長く使用できる花束です。
参加者は毎年母の日になると自分で作ったフラワーアレンジメントを見ることで、その時の思いや気持ちなどを思い出すことでしょう。
このSDGsなアーティフィシャルフラワーを使った講座は季節ごとに実施、次回はアーティフィシャルフラワーによるクリスマスリースづくりを予定しています。
ツクル∞ジブン事務局
Email:eikoh-kikaku@eikoh.co.jp開催日時
2024年12月01日(日) 09:00~16:00申込締切
2024年11月26日(火)開催日時
2024年12月08日(日) 10:00~16:30申込締切
2024年12月03日(火)開催日時
2024年12月21日(土) 10:00~16:30申込締切
2024年12月16日(月)開催日時
2025年01月12日(日) 10:00~12:30申込締切
2025年01月09日(木)開催日時
2025年01月12日(日) 13:30~16:00申込締切
2025年01月09日(木)