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親子で養蜂&蜜蝋キャンドルづくり体験を開催

2023年11月03日(金)、栄光キャリアルートが実施した秋企画「親子で養蜂&蜜蝋キャンドルづくり体験」の様子をお伝えします。

イベントの詳細はこちら

ツクル∞ジブンとは?

教室や教科書では学べない「本物・本当」の「めったにできない」体験に「チャレンジ」することで、これからの未来を自分で考え自分で決める「力」を育む、未来の自分探し講座です。
各分野で活躍するその道のプロが指導する、旅行会社等のレディメイドな講座でなく、楽しみながらも「学ぶ」という学習塾としての栄光の特徴をコンセプトとしたオリジナルの唯一無二の講座となります。

親子で養蜂体験&蜜蝋キャンドルづくりにチャレンジ!

スーパーなどでよく売られている「はちみつ」は一体誰がどのように作り、どのように集めているのでしょうか?そもそも私たちは「みつばち」についてどれだけ知っているのでしょうか?
今回の主人公である「みつばち」「座学セミナー」をはじめ、「巣箱見学」や「はちみつ絞り」「蜜蝋キャンドルづくり」「はちみつの味比べ」など「みつばち」を知り尽くす親子1日講座です。

今回は東京都あきる野市の畑の真ん中にある「みつばちファーム」が舞台です。
当日は快晴で、まるで夏のような気候のもと、JR武蔵増戸駅で集合して、みんなで徒歩での移動です。
ポカポカ陽気の中、緑豊かな畑が広がる道を歩いていきます。
「あ、柿がなってる!」「栗がいっぱい落ちてるよ!」など子どもたちは普段都会ではあまり見られない光景に興味津々です。
「うわー、ひまわり畑だ!」「たくさんひまわりが咲いてる!」
子どもたちが叫んでいる方を見ると、まるで真夏の風景のような「ひまわり畑」が目に飛び込んできます。
「今、11月だよね?」「夏みたい!」とみんな驚きながら、ひまわり畑を横目に「みつばちファーム」を目指しました。
そして、畑の真ん中に元製茶工場を改造して作られた大きな建物が見えてきます。

建物の前には、犬飼社長をはじめ、スタッフさんがお出迎えしてくれていました。

2階まで吹き抜けになったミュージアムに入ると、自社産の「多摩のはちみつ」、「国産はちみつ」、カナダやアルゼンチンなど世界各国の蜂蜜の瓶がずらりと並んだ売場スペースが目に飛び込んできます。
参加者は「後でお土産買おうね!」と言いながら席に着きます。

「みつばち」を熟知した3人の先生

犬飼社長、羅久井さん、持田さんの3人の先生に挨拶をして、まずはスライドを使った「みつばち」についてのレクチャーが始まりました。
配布されたワークシートをもとに写真や動画を見ながら進めていきます。
穴埋めの箇所では、スクリーンに映し出された画像を見たり先生のヒントを頼りに答えを書いたりと楽しみながら学んでいきます。
ページを進めていくと、ワークシートの中にたくさんのはちが映る写真が1枚あり、先生から「この中に1匹だけ女王ばちがいます!どれだかわかるかな?」の質問がありました。
「何万匹とたくさんのはちが住む巣箱にはたった1匹しか女王ばちはいません」「ふつうのみつばちの寿命は40日くらいですが、女王ばちは3年から5年も生きます」「女王ばちはふつうのみつばちよりも大きいですよ!」など、女王ばちのレクチャーを受け、参加者は先生のお話を真剣に聞いています。

先生から再度「女王ばちは見つかりましたか?」と聞かれ、参加者は「ここにいた!」「これが女王ばちだ!」「体が他のはちより大きい!」などの声が上がりました。
先生のお話をしっかり聞いていたので、すぐに女王ばちを見つけることができました。

女王ばちやみつばちの社会や体のしくみ、役割や一生涯のレクチャーとともに養蜂家のお仕事についてのお話もありました。

参加者は、養蜂家はただ蜜を採取するのでなく、みつばちの状態をよく観察し、女王ばちを育てたり産卵やさなぎの様子を確認したり、病害虫を取り除いたりみつばちの天敵である夏の暑さやすずめばちから守ったり、越冬できるように手助けするなど実に細かい作業がたくさんあることを知りました。

そして、「みつばちの不思議」として「みつばちは会話ができるんですよ」という先生の言葉で参加者からは驚きの声が出ます。
「ダンスをして蜜の場所などを他のはちに伝えることができるんです」目から鱗のレクチャーで座学セミナーは終了です。

本物のみつばちと女王ばちを見てみよう!

休憩を挟んで、先生から「それではお待ちかねのみつばちの巣箱を見に行きましょう!」と案内があると「やったー!」「見たい!」「早く行こう!」の声の中、「大丈夫?」「刺さないかな?」という心配する声もちらほら聞こえます。
早速、先生から刺されないための「レクチャー」があります。
「みつばちはおとなしい性格ですが、みんなも急に知らない人が家を覗きに来たらすごく嫌だよね。
なので、そーっと静かに怖がらないで『見せていただきます』という気持ちで見れば大丈夫です!」

参加者は配布された黒い面布を頭からかぶり、準備を整えて巣箱のある畑へ移動です。
「緊張する!」「女王ばちいるかな?」「どんな風になっているんだろう?」と大人も子どももドキドキです。

畑には巣箱が置かれており、何匹かはちが既に巣箱の周りを飛んでいます。
犬飼社長は煙の出ているポットのような入れ物を持って、盛んに煙を巣箱に吹きかけました。
「あれ、何?」「煙が出てるよ」という声に対し、犬飼社長より「これは燻煙器といって、燃やした麻布を入れて煙を出す道具です。
煙をかけると、とてもおとなしくなるんですよ」との説明がありました。

巣箱を開けると、その中には7~8枚の板が等間隔に入っています。
そして犬飼社長がそのうちの1枚を抜きあげると、たくさんのはちがうごめいています。
順番に板を抜き上げていきながら「これ何かわかる?・・・正解はさなぎ!」さらに「この光ってるの何かな?・・・正解ははちみつだよ!」と教えてくれます。
参加者はそのはちの数に圧倒され、刺されることなどの心配をよそに見入っていました。
そして、犬飼社長からの「それでは女王ばちを探しますよ!」の声で、参加者も先ほど学んだ知識をもとに女王ばち探しにチャレンジです。
はちが密集している1枚1枚の板に目を凝らしながら、少し大きくてお腹が膨れている女王ばちを探します。
「いないよ」「みつからない」「たくさんいすぎてわからない」などの声に「この時期はエサが少なくなって女王ばちも体が小さくなるから見つけるのは養蜂家でも難しいよ」との説明がありました。
参加者は一生懸命目を凝らしながら見ていますが、なかなか見つけられません。
そしてとうとう「見つけた!」と犬飼社長の声が響きます。
「ここに女王ばちがいますよ」の声で参加者はその場所を探すと「いた!」「わかった!」「この少し大きいはちだ!」の声が広がりました。
やっと女王ばちを見つけたところで周りを見ると、最初に比べてたくさんのはちが飛び回っています。
犬飼社長より「長い時間巣箱を開けていると、はちも嫌がるし危険を感じるからそろそろ戻りましょう」の声で巣箱観察は終了となりました。

はちみつの味の違いはわかるかな?

ミュージアムに戻ると、それぞれの机の上に木のスプーンとカップが置かれています。
羅久井さんから「それでは5種類のはちみつの味比べに挑戦です!」と伝えられました。
「ここで採取した『栗の花』『色々な花(百花)』『さくらの花』とアルゼンチン産の『アカシアの花』そしてオーストラリア産の『ジャラはちみつ(ユーカリの花)』の味を食べてみてください」との声で参加者は一つひとつ味を比べていきます。
「これ、おいしい!」「いつものはちみつだ」「これ、好き!」「これは少し茶色いよ」「これ、少し渋くて癖がある」など色々な感想が出てきました。
「花によって味や色などが違うことがわかりました?」と羅久井さん。
参加者からは「この栗の花のはちみつがおいしかったから、お土産に買っていく!」などの声も聞こえました。

味比べが終わると、羅久井さんから「次は遠心分離機ではちみつ絞り体験です」の案内があり、ハンドルの付いた円柱のような透明なガラスの筒が運ばれてきました。
犬飼社長が蓋を開けて、今日の体験のために今年の4月から取り置きしていた、さくらの花の蜜が貯まった「板」を取り出し、その機械にセットします。
「このハンドルで回していくと、遠心力で板に貯まったはちみつが飛び散って下に集まるんですよ」と説明がありました。
ハンドルを回す子どもたちが一列に並び、順番を待っています。
機械の下に蛇口があり、それを開けると黄金色のはちみつが出てくるので、ハンドルを回す体験をしたら出てくるはちみつを瓶に詰める体験に回り、二つの作業を同時に行っていきます。
犬飼社長より「瓶に詰めたらお土産に持って帰ってね!」という案内によって参加者から「やったー!」「うれしい!」と歓声が上がりました。

お土産のはちみつ絞り体験を終えると、何やらおいしそうな匂いがしてきます。
羅久井さんから「ひまわりの花のはちみつたっぷりのカレーとジェラートのお昼ごはんです!」の案内で配膳がされると、早速カレーを口にした参加者から「おいしー!」「おかわりほしい!」「やさしい味付けだね」など思い思いの声が聞こえてきました。

蜜蝋キャンドルづくりに挑戦!

おいしい昼食の後は、最後の体験「蜜蝋キャンドルづくり」です。
参加者は「みつばち」についてのレクチャーで、「蜜蝋はみつばちの体から分泌されるもの」「みつばちの巣は蜜蝋から作られている」ことを学んでいます。
キャンドルの芯と高温で溶かされた蜜蝋が各テーブルに配られ、その溶けた蜜蝋に芯を浸しては抜き上げ、また浸して抜き上げ乾燥させることを何度も繰り返します。
すると段々太くなっていき、天然素材100%のキャンドルができあがります。
犬飼社長より「このキャンドルに火を付けると、たくさんのマイナスイオンが発生して、山奥の滝つぼにいるような効果でストレス解消やリラックス効果があるんですよ!」の説明があり、「ぜひ一度、夜ごはんのときに家の電気を全部消して、キャンドルだけの明かりで食べてみてください。きっといつもとは違う食事になると思います」との案内がありました。
蜜蝋のキャンドルづくりを終え、お世話になった3人の先生にお礼を述べて、解散となりました。

保護者アンケートより

  • 養蜂について全く予習をせずに参加しましたが、非常にわかりやすく、最後まで興味津々で臨むことができました。
    お食事もとても美味しかったです。ありがとうございました。

まとめ

今回は養蜂と蜜蝋キャンドルづくりなどに挑戦しました。
私たちと「みつばち」の関係は「はちみつ」を食べる程度かと思っていましたが、実は人間が食べている多くの作物はみつばちが受粉を媒介しており、あのアインシュタインは「みつばちが絶滅するとその4年後に人類は滅びる」と言っていたほど、密接な関係があることを楽しみながら学びました。

近年、みつばちが世界的に激減しているとのニュースが聞こえる中、参加した子どもたちが大人になったときもあたりまえのように「はちみつ」が購入でき、ときには部屋の電気を全部消して蜜蝋キャンドルの灯のもとで、今回体験した思い出話をしながら大切な人と夜ごはんを食べている未来が来ることを切に願っています。

本物の体験にチャレンジ
未来の自分探し講座

ツクル∞ジブン

教室や教科書では学べない「本物・本当」のめったにできない体験をすることで、未来を自分で考え自分で決める「力」を育む自分探し講座です。

ツクル∞ジブン事務局

Email:eikoh-kikaku@eikoh.co.jp

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