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World Trip「英語で動物園をまるごと探検しよう!」@上野動物園(2025/05/18)

2025年5月18日(日)に上野動物園において栄光キャリアルートが実施したWorld Tripの様子をお伝えします。

イベントの詳細はこちら

World Tripとは?

英語ネイティブ講師と一緒に過ごし、活動を通して、いつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。

上野動物園で生きた英語を体いっぱい感じる一日


上野動物園で実施された本プログラムでは、参加者のスケジュールに応じて
【午前:西園コース】、【午後:東園コース】、【終日:両園コース】
に分かれて活動を行いました。さらに、今回は参加者たちの英語力に応じて2つのレベル別グループに編成され、それぞれの参加者たちが、自分に合ったペースで“実践英語”に触れ、楽しく、そして自然に言葉の力を育んでいきました。

【午前:西園コース】アフリカの大地から夜の森まで!西園でひろがる英語の冒険!


集合後、レベルに応じた2つのグループに分かれて冒険スタートとなります。講師の自己紹介や注意事項などの共有そして今日使うワークシートを手渡された後、同じグループの“バディ”とペアを組み、まずはアフリカの動物ゾーンへ出発!朝からやや蒸し暑さを感じる体感で、風は弱く、園内を歩くにはちょうどよい気温でしたが、少し歩いていると汗ばんでくるので、時々水分補給を行って歩を進めていきます。
「ベーシックグループ」は、まずはペンギンエリアで集合となります。講師から「What color is the penguin?」の質問が投げ掛けられます。すると参加者は「Black and white!」と元気な声で答えます。
「チャレンジグループ」は、まずはフラミンゴエリアからのスタートとなります。講師は片足立ちしているフラミンゴを指しながら、「Why do you think they stand on one leg?」と質問を出します。参加者は少し考えた様子で、「To rest? 」「Sleeping?」など思い思いの回答が聞こえてきます。
このようにグループ別の様子を見ると、それぞれの参加者たちのレベルに合わせたトピックや解説などを行うことで、参加者たちは無理なく英語に親しむことができ、それぞれのペースで「わかった!」「言えた!」という小さな達成感を重ねていくことができるのです。
その後、「サイ」、「カバ」などアフリカの動物や、真っ暗な施設の中での「アイアイ」、全く動かない「ハシビロコウ」などを見学しました。すると「キリン」のエリアで2グループが出会います。
「ベーシックグループ」の講師からは「What’s this animal?」の質問に対し、「Giraffe!」と参加者が答えます。さらに、「Repeat after me — ‘A giraffe is tall.’」と講師が指示し、参加者たちは「A giraffe is tall.」と発しています。
一方、「チャレンジグループ」では講師から「Can anyone describe the giraffe?」の質問に対し、「It’s tall and yellow with brown spots.」「It has a very long neck and long legs.」など思い思いの回答が寄せられます。さらに講師から「Why do you think giraffes have long necks?」と投げ掛けられ、「To eat leaves from tall trees.」と答えるなど、自分の意見なども発表しています。
それぞれのグループでは、ワークシートに従って、見学した動物の英語名を記載したり、その特徴をメモしたりと、レベル別でのワークを行いながら進んでいきますが、「ベーシックグループ」の講師は、主に単語や短い文を使ったやりとりを心掛けていることがよくわかります。さらに、参加者に繰り返し発話や発音させたり、ジェスチャーを多用したり、耳と体で英語に慣れるよう工夫しています。
一方、「チャレンジグループ」では、より文章としての英語表現や実際の会話のやりとりも視野に入れた表現を多用し、自分の考えや観察を英語で伝えてみる練習を含めていることがわかります。 こうした違いは、それぞれの参加者が「わかる」「使える」楽しさを味わえるようにデザインされているのです。あっという間におみやげ購入の時間となります。

「これ買えるかな?」— 計算と思い出いっぱいのおみやげタイム

プログラムの最後には、楽しみにしていたおみやげ購入の時間です。
ここでは英語ではなく日本人スタッフのサポートが入りましたが、参加者たちはまさに「実生活でのやりとり」に挑むように、財布の中のお金とにらめっこをしています。「あと何円残ってたっけ?」「このキーホルダー買ってもお菓子買えるかな…?」といった声がそこかしこから聞こえ、品物と金額を見比べながら、頭の中で一生懸命計算を重ねていました。時より「これ買っても足りますか?」とたずねる参加者や、友だちと「どれにする?」と悩み合う参加者など、それぞれのペースで慎重に、でもうれしそうにおみやげを選んでいました。おみやげ購入後、朝の集合場所に戻り、午前だけの参加の参加者とはここでお別れとなり、午後も参加する参加者とは「See you!」の挨拶でお昼休憩の自由時間となります。

【午後:東園コース】森の動物たちとつながる!東園で広がる英語の発見!


午後のプログラムでは、森にすむゴリラやトラ、日本の野鳥やサルたちとの出会いを通して、さらに深い英語の発見が広がっていきます。
参加者は午前と同様に英語力に応じた「ベーシックグループ」と「チャレンジグループ」の2グループに分かれての活動となります。午後の集合時には、午前から引き続き参加していた参加者たちは、講師に笑顔で「また会えたね!」とばかりに 「Nice to see you again!」と声をかけ、一方で午後からの新しい参加者たちは、少し緊張した様子で 「Nice to meet you!」と元気にあいさつを交わしています。
午前同様、講師の自己紹介のあと、ワークシートを受け取り、“バディ”と一緒に東園の探検に出発です!午後の時間帯は曇り空で蒸し暑さがありましたが、風が弱く、園内をゆっくり歩くにはちょうどよいコンディション。動物たちの動きも活発で、子どもたちはワクワクしながら進んでいきます。

ゴリラ・トラの住む森で出会う、生きた英語と感じるまなび

まず向かったのは「トラのすむ森」。
「ベーシックグループ」では、檻の中をゆっくりと歩く1頭のトラを見つけ、講師が「How many tigers can you see?」と問いかけます。 子どもたちは夢中になって数えながら「One! Two!」と答え、見えた数をワークシートに記録していきます。
「チャレンジグループでは、「Let’s observe carefully. What is the tiger doing?」という質問に対して、「It’s walking slowly.」「It looks strong.」など、参加者たちが自分の言葉で答え始めます。
講師はさらに「Why do you think tigers have stripes?」と問いかけ、少し考えた末、参加者たちも「To hide in the forest!」と反応するなど、観察力と発言力が自然と引き出されていきます。ゴリラの前では、短いことばで印象を表現する「ベーシックグループ」に対し、「チャレンジグループ」では「It looks serious. Maybe he’s the leader.」など、より思考を含んだ表現にもチャレンジしていました。

ホッキョクグマとアザラシの世界:英語を使ってのぞいてみよう!


午後のコースの中盤、参加者たちは「ホッキョクグマとアザラシの海」へと足を運びました。北極の海をイメージしたこのエリアでは、真っ白な体をしたホッキョクグマが、広々とした屋外の放飼場をのんびりと歩いたり、水に飛び込んだりする様子を間近で観察できます。
「ベーシックグループ」では、講師が「What color is the bear?」と問いかけると、参加者たちは「White!」と元気に答えます。さらに「Is it big or small?」という質問には「Big! Very big!」と目を丸くしながら反応していました。
「チャレンジグループ」では、「What do you think the polar bear is doing?」という問いに対し、「It’s walking slowly.」「Maybe it’s looking for food.」など、観察した動きや想像を英語で表現する姿が見られました。講師が「Do you think it’s hot for the polar bear today?」と投げかけると、「Yes, it lives in the Arctic, so maybe it feels warm here.」といった発言もあり、気候や生息地についての理解も自然と深まっていきます。また、プールの下から泳ぐ姿を見られるガラス越しの観察では、「It’s swimming!」「Look, it’s diving!」といった声があがり、参加者たちは夢中でその動きを追いかけていました。
その後も見学を続け、あっという間に最後のおみやげの時間となります。

自分で選ぶ、自分へのごほうび:おみやげ購入の時間

午後の活動のしめくくりは、午前と同様に楽しみなおみやげ購入タイムです。午前中も参加していた参加者たちの中には、「買い忘れちゃったから…」「さっきとは違うのが欲しくなって…」と、どこか照れくさそうな理由を口にしながら、再びショッピングに挑戦する姿も見られました。そんな様子も微笑ましく、それぞれが思い思いの品をじっくり選び、限られた予算の中で満足のいくおみやげを購入し、手に入れた大切な品物をリュックにしまうと、名残惜しさを感じつつも、解散場所へ向かって移動となります。

「Goodbye」でなく「See you!」で挨拶

解散場所に到着すると、子どもたちは半日あるいは1日を共に過ごした仲間たちに、元気な声で「See you!」とあいさつ。「また会おうね!」という思いが込められたその一言には、充実した時間を共有した仲間へのあたたかな気持ちがあふれていました。名残惜しさを感じながらも、それぞれが笑顔で帰路につきました。

まとめ

今回の講座では、参加者たちは上野動物園を舞台に、「英語で見て・感じて・伝える」という体験に取り組みました。
午前・午後を通して、動物たちとの出会いや仲間との関わりの中で、英語を「教科」ではなく「ことば」として自然に使う時間が育まれていきました。
「ベーシックグループ」では、色やかたち、動きなどを英語の音とリズムで体感し、発話の第一歩を踏み出す参加者たちの姿が印象的でした。
「チャレンジグループ」では、自分の気づきや感じたことを英文で表現しようとする積極的なやりとりが繰り広げられ、思考と言葉がしっかりと結びついている様子が見られました。
また、最後のおみやげ選びや仲間とのあいさつ「See you!」にも、言葉を使うことの楽しさと、他者との関わりへの自信が表れていました。本講座は、動物園という“生きたフィールド”を通じて、子どもたちに「英語を使うって楽しい!」という実感をもたらし、それぞれの心に“ことばと発見”のタネを残す1日となりました。

五感を使って楽しむ
体験型英語プログラム

WorldTrip

見て聞いて触って嗅いで、楽しみながら様々な場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。

WorldTrip事務局

Email:worldtrip_ecr@eikoh.co.jp

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