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栄光の国内留学【小学生】2024/8/17-18

2024年8月17日・18日の2日間のプログラム、栄光キャリアルートが実施した国内留学の様子をお伝えします。

イベントの詳細はこちら

国内留学とは?

国内にいながらにして、海外を身近に感じることができるプログラム。英語による心理的な壁を突破し、瞬間英語発話をトレーニングすることで英語コミュニケーションスキルを習得します。

  • 小学生指導の経験豊富な講師による丁寧かつ高品質なレッスンを行います。
  • レベルや個性に合わせたグループレッスンとマンツーマンレッスンの組み合わせで、英語4技能をバランスよく習得します。
  • ゲームやアクティビティを織り交ぜて、楽しみながら英語力アップを目指すプログラムです。

机上で英語を受動的に学ぶのではなく、英語を使って何かを行い、そして結果を出すという、英語をコミュニケーションのツールとして行うことで、楽しみながら英語を体全部で能動的に吸収していきます。

1日目

子どもたちが部屋に入ると、大きな笑顔の先生が「Hello!」「Good Morning!」と出迎えます。
先生が自己紹介し、「Stand up!」の指示で全員が立ち上がると、元気なメロディーとジェスチャーが組み合わさった「挨拶」の歌でレッスンが始まります。

カラフルでかわいいイラストに楽しいメロディー、そしてすぐにでも覚えられるジェスチャーが組み込まれた曲で、子どもたちは音に合わせて楽しく動きながら、体全部で英語を体得していきます。

さらに、ビンゴなどのゲーム形式を取り入れ、簡単な単語の発話でウォーミングアップをして、今日の本題に入っていきます。
今日のトピックは、動詞、時制(過去・現在・未来)、動詞(規則動詞、不規則動詞)などで、まずは「時制」についての説明です。

小学生には難しいのでは?と感じますが、様々な絵やわかりやすく書かれたテキストブックとともに、映像や体を使った踊りや歌で動詞の過去・現在・未来を体全部で理解していけるかたちになっています。

時制に伴い、規則動詞と不規則動詞の説明があります。
私たちが中学のとき、特に不規則動詞に悩まされた暗い思い出が蘇りますが、それとは全く異なり、笑いや笑顔があふれる中で、「begin -began- begun!」「 buy- bought- bought!」「break- broke- broken!」と子どもたちはまるで歌を歌うように楽しそうに口に出しています。
子どもたちの集中力が途切れないよう、時折、ビンゴゲームやジェスチャーゲームなども混ぜ合わせたプログラムですが、このゲームも学んだことを定着化する目的で行われています。
例えば、ジェスチャーゲームでは、「What did I do then?(そのとき、私は何をしたのか?)」と講師がジェスチャーで何をしていたかを子どもたちが当てるゲームですが、学んだ「時制」がトピックとなります。講師のジェスチャーを見て、子どもたちは「You bought a hanger!」「You played baseball!」と動詞を過去形にして答えます。

※このグループレッスンと同時に、別室でひとり25分(2日で25分×2回)のプライベートレッスンが行われます。これはグループレッスンで学んだことの復習や個人個人のレベルに即したレッスンが行われるのですが、動画やカードなど遊びを取り入れた内容になっているので、子どもたちはリラックスしてレッスンを受けていました。

次に、ワークシートを使って「I +過去形 ~yesterday.」など午前のレッスンで学んだ過去形を使ったwritingのレッスンです。

ワークシートには、ヒントとなるイラストと単語が書かれており、単語がわからなくても、真似して書くことで、無理なく単語を覚えられる工夫がされています。さらにwritingで書いた文を使った、講師とのロールプレイが行われます。講師が「What did you do yesterday?」と子どもに質問し、子どもは「I played basketball yesterday.」と答えることで、さらなる理解の定着化を図っています。

最後は英検を想定したレッスンが行われました。
ワークシートに20-30行程度のかわいいイラストも入った文章が書かれており、それを読んだあと、講師からそれに関連した質問が出され、口頭で答えます。「Street dance」「Soccer in England」「Computers」「YouTube on Smartphones」など今話題のテーマや子どもたちの興味を惹くテーマで、楽しみながら読むことができます。

大人だと「英検」と聞くだけで身構えてしまいますが、子どもたちはゲームの延長のような感覚で楽しみながら取り組んでいる姿が印象的でした。
たくさんの笑いと笑顔であっという間に1日目のレッスン終了となりました。

2日目

ウォーミングアップを兼ねての楽しいゲームからレッスンに移ります。

情報をインプット(単語やフレーズなどを提示)
      ↓
先生が見本を見せる
      ↓
子どもたちに真似をさせる
      ↓
何度も繰り返し練習させる
      ↓
ゲームなどを介して情報をアウトプット(みんなの前で披露)

単純な流れですが、この流れこそ理解の定着化を深めるためには必要不可欠で、今日は1日目に学んだことを再確認するとともに、1日目のインプットをアウトプットする日でもあります。
今日は、昨日の動詞、時制(過去・現在・未来)、動詞(規則動詞、不規則動詞)、未来形の「will とbe going to」の違いなどです。

1日目で学んだことは中学生レベルで非常にボリュームの多い、小学生には難易度の高い事項でした。子どもたちは楽しみながら吸収しましたが、2日目ではそれをしっかりと定着化させるため、午前中は1日目の復習がメインとなります。
ただ同じことを行うのではなく、違うゲームや歌など異なるアプローチで子どもたちが飽きないプログラムとなっています。

1日目の復習が終わったところで、未来形の「will とbe going to」の違いに入ります。
私たちはテストで「“will = ( ) ( ) ( )” 同じ意味になるように書き換えなさい」という穴埋め問題をよく出題されると自動的に「(be)(going)(to)」と答えていました。それは「will」と「be going to」はイコールと教わっていたからです。
でも、実際は「will」と「be going to」はイコールではないのです。

この違いを講師は楽しいイラストや動画などを介して説明をしていきます。

ジョン:Do you want to play basketball after school?
マイク:That sounds good! I’ll see you at ABC basketball court at 5pm.
〈電話にて〉
ジョンのお母さん:Are you coming home straight after school?
ジョン:No, I’m going to play basketball with Mike after school.

【日本語訳】
ジョン:放課後にバスケットボールでもしない?
マイク:いいね! じゃ、ABCバスケットボールコートで5時に会いましょう。
〈電話にて〉
ジョンのお母さん:放課後はまっすぐ家に帰ってくるの?
ジョン:いや、マイクとバスケットボールをするよ。

「will」 と「be going to」 の一番大きな違いは、「話している時点でそれがすでに決まっていた(予定していた)かどうか」になります。
「will」 を使うのは「その場でしようと決めた未来のこと」を話すときで、それに対して「be going to」は、話している時点では「すでに決まっている(予定している)未来のこと」を話すときに使います。

マイクの“I’ll see you” はジョンと話をしているときに決めたので “will” を使っていますが、ジョンのお母さんに対しての「I’m going to play basketball」 は、この話をしている時点でバスケットボールに行くことはすでに決まっていたので “be going to” が使われています。

※私たち大人はそれでも「?」と思いがちで、レッスンが終わった後、個人的に講師に聞きに行きました。講師から「What do you say when proposing?(プロポーズするとき何という?)」と聞かれ、「Will you marry me?(結婚してください)」と答えると、「Are you going to marry me?」とは言わないでしょ?」と言われました。
講師からは「結婚することが「その時点ですでに決まっていたこと」ではなく、「その場で決めること」になるからです。」との説明を受け、やっと納得できました。
大人は理解するのに時間がかかるのに、子どもたちは何の躊躇もなく「will」と「be going to」を使い分けている姿を見て、少し羨ましくなりました。

次に、ワークシートを使ったwritingのレッスンです。
講師はホワイトボードに「I will study English tonight.」と「I am going to study English tonight.」とふたつの文章を書きました。
そして、講師が「ぱっと今、今夜勉強しようと思いついた」ような、今ひらめいた感じのジェスチャーをすると、子どもたちは大きな声で「I will study English tonight.」と答えます。そして「前々から今夜は英語の勉強をするんだと決めていた」ようなジェスチャ-をすると、すかさず子どもたちは「I am going to study English tonight.」と答えました。しっかりと定着できているようです。

この後、ビンゴゲームやジェスチャーゲーム、昨日と同じように、英検のスピーキングを念頭にした20-30行の楽しいトピックの英文を読み、それに関連した質問を行っていくレッスンが行われ、最後に、子どもたちが良く知っている「3匹の子豚」の絵本の読み聞かせで2日間のレッスンが終了となりました。

まとめ

子どもたちの笑いや笑顔にあふれていた2日間でした。
「勉強」と「笑いや笑顔」とは程遠いイメージがありますが、勉強を楽しみながら行うことで、実はより理解度や定着度が増すのではないかとあらためて感じました。
何事もブスっとした表情で嫌々行うのではなく、笑顔が溢れる中で楽しみながら行う方が効果も高まるのではないでしょうか。
「will」と「be going to」のように、昔ながらの「暗記」重視で「will」=「be going to」と教える指導と「will」と「be going to」は「イコール」ではなく、ニュアンスが異なり使い分けていると教える指導との違いを肌で感じることができました。
我々大人はどうしても英語を日本語に変換するなど「頭」で理解しようとしがちですが、子どもたちは英語をまるごと吸収して「体」で咀嚼し理解している様子がわかる国内留学でもありました。

当講座では今後も適切にインプットとアウトプットのバランスを保ちながら、実践力を高める英語指導を行ってまいります。

グループ×マンツーマン
英語力に自信がつく

国内留学

国内にいながらにして海外を身近に感じ、英語による心理的な壁を突破します。英語コミュニケーションスキルがアップする実践型プログラムです。

栄光の国内留学事務局

Email:eikoh-kikaku@eikoh.co.jp

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