2023年08月15日から18日の4日間のプログラム、栄光キャリアルートが実施した国内留学の様子をお伝えします。
[目次]
国内にいながらにして、海外を身近に感じることができるプログラム。英語による心理的な壁を突破し、瞬間英語発話をトレーニングすることで、英語コミュニケーションスキルを習得します。
グループレッスンでは、効果的な単語やフレーズ、伝わりやすい文章校正、聞き手の心に残る話し方や所作など、プレゼンテーションに必要な全てを学んでいきます。
さらに、毎日30分、別室でマンツーマンレッスンも行われ、グループワークとプライベートワークのダブル効果で英語力アップを目指します。
1日目 | ウォーミングアップ(ゲームなど) 生徒同士、講師の自己紹介 チームビルディング 「publicity」「advertisement」(宣伝、広告)とは? プレゼンテーションはどうやって書くのか?→チームでブレインストーミングして意見交換 |
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2日目 | 「ホストファミリーになってみよう!」 スピーチにおける必要な立ち振る舞いや所作など 聞く人たちの心をひきつける話し方 |
3日目 | 「世界のニュースを読んでグループで話し合おう!」 効果的なスピーチを作る方法 プレゼンテーション内容の作成、練習 |
4日目 | ペアやチームで「conversation rolling」 プレゼンテーションで使用するポスター作製 プレゼンテーションのブラッシュアップ、完成 予行練習後、本番! |
少し緊張気味の生徒の前で講師から自己紹介があり、お互いの自己紹介を終えたところで様々な楽しいゲームを行い、段々と緊張がほぐれていきます。
緊張が解けてきたところで、プレゼンテーションの重要なポイントである「publicity」「advertisement」(宣伝、広告)について学びます。
人に何かを伝えるにはどうすれば効果的なのか?
講師からは今回のテーマでもある、日英の段落展開についての指導があります。
日本では「起・承・転・結」ですが、欧米ではIntroduction – Body – Conclusionのように、「序・本・結」であること。
今回のプレゼンテーションは、この「序・本・結」に沿って文章構成を行います。
まずは 実際の欧米のCMを見てみます!限られた時間で伝えたいことを最も効果的な手法でまとめ上げた最高のお手本になります。
チームで話し合いながら見たCMを分析していくと、きちんと「Introduction – Body – Conclusion」に分かれていることがわかり、言いたいこと、伝えたいことを限られた時間で最も効果的に行うことは、単純なようで実は考え尽くされていること、そしてその方法及びルールがあることを肌で実感していきます。
2日目は「スピーチにおける必要な立ち振る舞いや所作」そして「聞く人たちの心をひきつける話し方」についての指導です。
講師からは良い例と悪い例の二通りのスピーチが披露されます。
ぼーっと突っ立って、ジェスチャーもなく抑揚のない話し方でつまらなさそうなスピーチと、声の抑揚を取り入れ、ポイントで大きなジェスチャーや表情の変化などメリハリのあるスピーチのふたつの例が披露されました。
どちらも同じ内容のスピーチです。
チームでどちらが効果的か、それはなぜなのかなどの検証後、それぞれに簡単なテーマが与えられ、短いプレゼンテーションを一人ひとり行いました。
見て、感じて、検証して考え、それを実際にやってみるという一連の体験で、本番を見据えた効果的な予行練習となりました。
「プレゼンテーションを書きあげよう!」そして「書き上げたプレゼンテーションを練習してみよう!」が今日の大きなテーマです。
まずは、今自分が一番「言いたい!」「伝えたい!」ことのテーマの選出です。
チームで話し合いながら、自分のテーマを絞っていきます。
自分のテーマを絞ったら、それをどう効果的に伝えるかの「文章構成」です。
今まで学んだ、効果的な言い回しや単語そして「Introduction – Body – Conclusion」の
段落展開を念頭に実際に文章を作成していきます。
その前に講師よりサンプルとして短いスピーチの披露です。
効果的なジェスチャー、アイコンタクト、声の強弱など含めてのお手本となるプレゼンテーションで、参加者はお手本をもとに自分なりのテーマで文章を作成しながら、どう表現するかも合わせて考えながら作り上げていきます。
一通り作成したところで、練習を兼ねて一人一人本番を想定してのプレゼンテーションを行いました。
まだぎこちない感じではありますが、みんな真剣な眼差しでプレゼンテーションを行い、終了後は修正や加えることなど、気づいた点を書き出し、翌日に備えます。
昨日の修正を行った後、講師から課題が出されました。
「プレゼンテーションをより効果的にする方法がひとつあります。」
「それはポスターです!自分のプレゼンテーションをより分かりやすくするために、関連したポスター(絵など)を描いてみましょう!」
生徒からは「絵は苦手だよ!」「うまく書けないよ!」などの声が上がりますが、講師は「上手く描くことが目的ではないのです。より自分のスピーチを聞き手にわかりやすく、想像してもらうために描くのです!1位2位を決める絵のコンテストではないですよ!」と意図を伝えました。
それぞれが思い思いに自分のプレゼンテーションのテーマを思い浮かべながら、カラフルに描き、原稿を見ながらブツブツと練習します。
時間になり、「さぁ、始めましょう!」
始める前に講師より「原稿を見てもよいですが、原稿に向かってプレゼンテーションをしないように。あくまでも聞き手はみんなですよ。みんなの目を見てプレゼンテーションをしてください!」
ギターを大きく描いたポスターを見せながら、自分がギターを好きになって、これからギターを通して一人でも多くの人を喜ばせたいという生徒や、かわいい猫を描いたポスターを示しながら、猫がかわいいことや家族の一員としてふるまう猫の描写などを話し、猫を飼うことをお勧めするという生徒もいました。
日本の一般的な教育では、あまり多くプレゼンテーションの時間を取り入れていません。
多くの子どもたちは人前で話すことに抵抗感を抱いているのが現状ですが、受験面接や就職面接、大人になってからも誰かに自分の「アイデアや提案」を伝える力、いわゆるプレゼンテーション力は必要不可欠です。
今回の使用言語は「英語」。
あえて英語で行うことで、人前で話す恥ずかしさや緊張を乗り越えたときに英語に対して今までになかった自信を得られることが期待できます。
英語は恥をかいた分だけ成長するもの。
多少の失敗があったとしても英語でプレゼンテーションをやりきった経験は、その後の英語学習の大きなモチベーションにもなるはずです。
栄光の国内留学事務局
Email:eikoh-kikaku@eikoh.co.jp開催日時
2024年12月14日(土) 10:00~16:30申込締切
2024年12月09日(月)開催日時
2024年12月21日(土) 10:00~16:30申込締切
2024年12月16日(月)開催日時
2024年12月23日(月) 00:00~00:00申込締切
2024年10月31日(木)開催日時
2024年12月26日(木) 00:00~00:00申込締切
2024年10月31日(木)開催日時
2024年12月26日(木) 00:00~00:00申込締切
2024年10月20日(日)