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栄光の国内留学Active Communication【中高生】を開催

2023年12月28日・29日の2日間のプログラム、栄光キャリアルートが実施した国内留学の様子をお伝えします。

イベントの詳細はこちら

国内留学とは?

国内にいながらにして、海外を身近に感じることができるプログラム。英語による心理的な壁を突破し、瞬間英語発話をトレーニングすることで、英語コミュニケーションスキルを習得します。

  • 英語ネイティブ講師でTESOL・CELTA・TEFL(*)等の有資格かつ現役学校教師が担当 (*)英語が母国語でない国で英語指導をする資格
  • グループレッスンとマンツーマンレッスンの組み合わせで、英語4技能をバランスよく学ぶ
  • 2日間のプログラムで実践的な英語力によるコミュニケーションスキルを身につける

グループレッスンでは、効果的な単語やフレーズ、伝わりやすい文章校正、聞き手の心に残る話し方や所作など、プレゼンテーションに必要な全てを学んでいきます。
さらに、1日25分のマンツーマンレッスンも行われ、グループワークとプライベートワークのダブル効果で英語力アップを目指します。

今回のテーマは「日本」です。
知っているようで意外と知らない自国「日本」についてあらためて確認するとともに、
「日本」を知らない方々に「日本」の魅力や観光地など、どのようにわかりやすく簡潔に説明することができるかなどを学びます。
そして2日目は「日本」をテーマにプレゼンテーションに挑戦です!
「外国人の友だちを一番連れていきたい場所」がプレゼンテーションのテーマとなります。

<1日目>

ウォーミングアップ(ゲームなど)
講師の自己紹介(出身国について~食べ物、観光地、スポーツなど)

日本についてクイズ形式で知ろう!
  -日本の国花は?
  -日本の国鳥は?
  -富士山の高さは?
  -日本にある世界遺産の数は?
  -外国人旅行客に一番人気のスポットは?
  -日本のお正月の過ごし方 など

プレゼンテーションはどうやって書くのか?
効果的なスピーチを作る方法は?
  -重要な言い回しやフレーズなど
  -文章構成について
   ⇒「序章(Introduction)・本論(Body)・結論(Conclusion)」を実際の例を使いながら学ぼう

今回のプレゼンテーションのテーマ
「外国人の友だちを一番連れていきたい場所」に
ついて考えてみよう!
  -自問自答してさらに深堀して構想を練ろう!
   ⇒どこに?どうして?何をする? など

<2日目>

ウォーミングアップ(ゲームなど)
プレゼンテーション時における有効な立ち振る舞いや所作などを学ぼう
  -姿勢や立ち振る舞い
  -アイコンタクト
  -声の強弱
  -ジェスチャー

プレゼンテーションの原稿を作ろう!
プレゼンテーションに不可欠なポスターを作ろう!
  -プレゼンテーションで伝えたい事柄を「絵」や「文字」で伝えよう!

予行練習
  -先生と1対1で予行練習にチャレンジ!
   ⇒先生からの感想やフィードバックをもとに再考しよう

プレゼンテーション本番!!

まずは、1日目。

講師たちから元気な挨拶のあと、参加者たちのお互いの自己紹介を終えたところで様々な楽しいゲームを行い、緊張をほぐしていきます。

緊張が解けてきたところで、講師の自己紹介です。
講師の出身国について、きれいな写真や動画などを交えながらわかりやすく伝えられます。実はこの自己紹介も最終日のプレゼンテーションを想定した「お手本」として行われているのです。

講師はこれから指導するプレゼンテーションのお手本として、文章構造はもちろん、わかりやすいジェスチャーや声の強弱などを交えながら、生徒たちに語りかけています。

講師の自己紹介のあとは、今回のテーマである「日本」についてです。
自分が生まれ育っている国ですが、実は意外と知らないことがあることを実感することで「日本」を知らない方々にプレゼンテーションを行う際の必要な知識や心構えなどを学びます。

講師から「What is the Japanese national bird?」と質問が出ると、参加者たちは一瞬考え「Toki!」「Uguisu!(Warbler)」など思い思いの答えを発します。講
師の「No!」という答えに生徒は「えー?」「I have no idea」の声が・・・。
そして「The answer is Kiji (Japanese pheasant)」と正解が発表されると、参加者から思わず「へー」「そうなの?」と日本語での反応が飛び交っていました。
そして「How many world heritage sites are in Japan?」の質問に「10!」「15!」「18!」などの声が出ますが、またもや講師から「No!25!」と正解が発表されると、参加者からはまた「へー」「知らなかったー」と日本語が飛び交います。
日本人なのに知っているようで知らないことがたくさんある「日本」を実感するとともに、その「日本」を全く知らない方々にプレゼンテーションすることへの心構えを再認識していきました。

日本について色々な質問を介して学んだあとは、今回のテーマでもあるプレゼンテーションについて学んでいきます。
人に何かを伝えるにはどうすれば効果的なのか?
講師から、日英の段落展開についての説明です。

日本では「起・承・転・結」ですが、欧米ではIntroduction – Body – Conclusionのように、「序論・本論・結論」であること。今回のプレゼンテーションは、この「序論・本論・結論」に沿って文章構成を行います。
教科書には「ハンバーガー」の絵が描かれ、その絵を例に「序論・本論・結論」について学びます。

各論のそれぞれの役割や位置づけなどを知り、それを組わせてプレゼンテーションを作り上げていきます。

まずは身近なテーマからひとつ選び、それを踏まえて各論に分け、それぞれの役割や位置づけなどを考えながら文章を作成していきます。そしてできあがった文章をチームに分かれて発表していきました。
参加者からは「意外と難しいな。」「思った以上に大変。」などの声が聞こえます。
そして講師から見本のプレゼンテーションが披露されました。

講師のプレゼンテーションはきちんと「Introduction – Body – Conclusion」に分かれており、言いたいこと、伝えたいことを限られた時間で最も効果的に行われていることがよくわかります。参加者たちは、一見単純なようで実は考え尽くされていること、そしてその方法及びルールがあることを肌で実感しました。

そして2日目です。

ウォーミングアップ後、「スピーチにおける必要な立ち振る舞いや所作」や「聞く人たちの心を惹きつける話し方」についての指導です。

講師からは良い例と悪い例のふたとおりのスピーチが披露されます。
ぼーっと突っ立って、ジェスチャーもなく抑揚のない話し方でつまらなさそうなスピーチと、声の抑揚を取り入れてポイントで大きなジェスチャーや表情の変化などメリハリのあるスピーチで、どちらも同じ内容です。
チームでどちらが効果的か、それはなぜなのかなどの検証を行いました。

そして次に本番を見据えた、かなり実践的なワークを行います。
「プレゼンテーションを書きあげよう!」そして「書き上げたプレゼンテーションを練習してみよう!」です。
「外国人の友だちを一番連れていきたい日本の場所」というプレゼンテーションのテーマをもとに、今自分が一番「連れていきたい場所」を考え、チームで話し合いながら自分のテーマを絞っていきます。
自分のテーマを絞ったら、それをどう効果的に伝えるかの「文章構成」です。

今まで学んだ、効果的な言い回しや単語そして「Introduction – Body – Conclusion」の段落展開を念頭に実際に文章を作成していきます。

その前に講師より再度、サンプルとして短いスピーチの披露です。効果的なジェスチャー、アイコンタクト、声の強弱など含めてのお手本となるプレゼンテーションで、参加者はお手本をもとに自分なりのテーマで文章を作成しながら、どう表現するかも合わせて考えながら作り上げていきます。

ランチタイム後、講師から「プレゼンテーションをより効果的にする方法がひとつあります。それはポスターです!自分のプレゼンテーションをより分かりやすくするために関連したポスター(絵など)を描いてみましょう!」と呼びかけがありましたが、参加者からは「えー、絵描くの?」「絵は苦手。」などの声が上がります。しかし講師は「上手に描くことが目的ではないのです。より自分のスピーチを聞き手にわかりやすく、想像してもらうために描くのです!」と意図を伝えました。

それぞれが自分のプレゼンテーションのテーマを思い浮かべながら、カラフルに描き、原稿を見ながらポスターを完成させていきます。

そして、思い思いのポスターとプレゼンテーションの原稿を完成させたところで、一人ひとり本番を想定して講師と1対1の練習を行いました。

まだぎこちない感じではありますが、みんな真剣な眼差しでポスターを使いながら、真剣な表情でプレゼンテーションを行っています。

講師からはその都度、文章の順序を変えることや効果的な単語に置き換えること、より強弱をつけた声のトーンなど様々なアドバイスや指示が出されています。

生徒たちはそのフィードバックをもとに、原稿を書き直したり練習し直したりと準備に余念がありません。

そして、本番の時間です。
この2日間学んできたことを披露する時間です。

講師からは「Let’s start!」の声掛けとともに、「原稿を見てもよいですが、原稿に向かってプレゼンテーションをしないように。あくまでも聞き手はみんなですよ。みんなの目を見てプレゼンテーションをしましょう!」とのアドバイスがありました。

宮島にある厳島神社の有名な鳥居や原爆ドームなどが描かれ、大きく「Hiroshima」と書かれたポスターを見せながら、なぜ広島をテーマに選んだのかどこが魅力的なのか、

有名な神社や食べ物などについて話す生徒や、煙がもくもくと出ている絵とともに大きく「Hakone」と書かれたポスターを見せ箱根の醍醐味や魅力を、学んだジェスチャーを的確に使いながらプレゼンテーションする生徒など、参加者たちはこの2日間で吸収した全てを発揮しながら、果敢にプレゼンテーションを行いました。

プレゼンテーションをやり遂げたあとの安堵の表情と達成感に満ちた姿は輝かしいものでした。

<参加者アンケートより>

  • 楽しく勉強になりました!こういう機会があったらぜひまた参加したいです
  • グループに別れてゲーム形式で英語に触れることが出来て、楽しく学ぶことが出来た。他の友達と話し合いながらスピーチの内容を考えることができたので楽しかった。外国人の先生達もとても優しくて、質問しやすかった。
  • 正直当日までは「いやだ、行きたくない」などと思っていたが、いざ来たら楽しく勉強になりました!こういう英語のみの時間というのは日本に住んでいるとなかなか機会がないため、貴重な体験になりました!
  • All Englishはあまり英単語を知らない私にとって少し難しいものでした。ですが、知っている単語で意味を推測するいい練習となったと思います。
  • 新しい友達もできたし、英語力も伸びた。
  • これからのおすすめの勉強方法まで教えてくれて、期待以上!
  • とても理解しやすい授業で、なおかつ知らない単語もたくさん出てくるため、多くのことを学べた。
  • 英語が苦手で不安だったけど、楽しくできた。
  • 先生たちが親身になって英語に関する質問に答えてくれた。
  • 自分でスピーチを一から作るという難しさはあるが、先生たちのケアがあって、スピーチを発表することができた。

<まとめ>

あっという間の2日間でした。
色々な情報が溢れ、様々な知識が簡単にインプットできる現代。わからないことがあっても考えず検索をすれば答えがすぐ見つかる環境の中で、アウトプットするときにどうすれば相手に伝えることができるのかを考えることにより、より物事を考える習慣がつき、インプットした内容を深く理解することができるのではないでしょうか。
インプットをすることは重要なことではありますが、実際に活用できなければ意味がありません。
英語はコミュニケ―ションの道具です。道具は使わないと錆びてしまいます。
インプットが多く、なかなかアウトプットする機会が少ない、日本の一般的な教育ですが、アウトプットを積み重ねることでなんとなく学び理解していたものがより明確になっていき、本当の意味で自分の「物」になっていきます。

そして今回の使用言語は「英語」。
あえて英語で行うことで、人前で話す恥ずかしさや緊張を乗り越えたときに英語に対して今までになかった自信を得られることが期待できます。
英語は恥をかいた分だけ成長するもの。

多少の失敗があったとしても英語でプレゼンテーションをやりきった経験は、その後の英語学習の大きなモチベーションにもなることでしょう。

グループ×マンツーマン
英語力に自信がつく

国内留学

国内にいながらにして海外を身近に感じ、英語による心理的な壁を突破します。英語コミュニケーションスキルがアップする実践型プログラムです。

栄光の国内留学事務局

Email:eikoh-kikaku@eikoh.co.jp

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