2024年04月13日(土)、キッザニアにおいて、栄光キャリアルートが実施したWorld Tripの様子をお伝えします。
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英語講師と一緒に過ごし、活動を通していつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。
今回のプログラムは、いろいろな職業体験ができる子どもが主人公の街「キッザニア」を舞台に、英語が堪能な専属スタッフ「ナビゲーター」と一緒に英語で職業体験にチャレンジしました!
英語で職業体験と聞くと「なんだか難しそう・・・?」「きちんと話せるかな?」と心配に思うかもしれません。
でも、勉強の一環として英語を学ぶのではなく、みんなが気になるお仕事を通して英語を繰り返し聞いたり話したりすることによって、自然と実用的な英語を身につけることができるように設定されているので安心です。
キッザニアに入場すると、イベントスペースで各グループに分かれてそれぞれの専属「ナビゲーター」が自己紹介などを行います。
今日体験する5つのお仕事体験全てを英語で指導してくれるグループ専属ナビゲーターからお仕事の紹介や注意事項などの説明がありました。
※病院(新生児室)・消防署・街時計・発明工房・総合商社 ・マジックスタジオ・ハンバーガーショップ、ベーカリー、ソーセージ工房、ぽん酢工房、歯科医院のうち、5つのお仕事体験に挑戦します。
病院 では、看護師 や 薬剤師、医師(外科手術)、医師(眼科手術)、救急救命士 の5つのお仕事を体験できるのですが、今回は「看護師」として新生児室で赤ちゃんのお世話に挑戦します。生まれたての赤ちゃんに安心してもらえるよう、沐浴やマッサージなどを行うとても重要なお仕事です。
病院の中は設備や掲示も含めて本物の病院のようです。子どもたちは新生児室のある2階に移動し、赤ちゃんのお世話ができるよう準備に入ります。新生児室には10体ほどの赤ちゃん(人形)がそれぞれネームプレートの貼られたベッドに置かれていました。
ナビゲーターからは看護師の服に着替え、手を洗うよう指示が出されます。
「Roll up your sleeves!」という指示に対して、フレーズや単語がわからなくてもナビゲーターが袖をまくり上げて手を洗う動作を同時に行っているので、子どもたちは全く問題なく意味を理解し、きちんと袖をまくり上げて手を洗っています。
ただ、赤ちゃんのお世話ということもあり、一部の男の子たちが少しふざけたり笑ったりと照れている姿が見受けられ、ナビゲーターから言葉が掛けられました。
「Always support the baby’s head and neck when lifting or carrying them.」
赤ちゃんを抱きあげるときの正しい抱き方や注意事項の説明なのですが、重要なことを説明しているという表情をしています。
すると、子どもたちもその表情を察し真剣に聞く姿へと変わっていきました。
「hold」「arm」「reg」など学校では習っていない単語やフレーズが出てきますが、ナビゲーターの動作やジェスチャーを伴う説明により、子どもたちは体全部で吸収、咀嚼してそれを瞬時に理解できているようです。
そんな様子を目の当たりにし、体験を通じた英語の学習の重要性をあらためて
痛感しました。
次にナビゲーターから今日お世話する赤ちゃんを中央の大きなベットに運んでくるよう指示があります。
「First, gently pick up the baby.」
「Next, walk carefully to the center of the room.」
「Finally, gently place the baby in the center of the big bed.」
女の子たちは自然と赤ちゃんを優しく抱き上げており、それは既に「お母さん」の姿そのものですが、男の子たちは頭だけを片手で持って運ぶ子や落としそうになる子もいて、少しの照れと慣れていない様子が伺えます。
次に赤ちゃんを沐浴させる体験です。
沐浴の準備に入ると「Take the clothes off your baby.」という指示で赤ちゃんにかかっているタオルを取り、そっと服を脱がせていきました。そして、タオルをかけて、マッサージ をしてあげますマッサージする前にナビゲーターから「Warm your hands.」と赤ちゃんが温度差でびっくりしないように、自分の手を温めてから赤ちゃんに触るよう指示がありました。子どもたちは両手をこすりながら温め、そっと赤ちゃんを触っています。特に女の子たちの眼差しは愛おしい子を見る母親のようです。
赤ちゃんには一時待機してもらい、その間に沐浴 の仕方を学びます。
ナビゲーターから「Give a bath.」というフレーズが発せられ、子どもたちはナビゲーターの動作やジェスチャーなどから「お風呂に入れる」ことを理解し、ナビゲーターの沐浴実演の様子に身を乗り出して真剣に学んでいます。
さぁ、自分たちが 沐浴 をする番です!赤ちゃんとしっかりスキンシップを取り、タオルを取って寒くないように手で温めると、赤ちゃんを落とさないように注意しながらお湯を体にかけます。沐浴が完了したところでナビゲーターにタオルで受け止めてもらいます。
ナビゲーターからの「Dry the baby with a towel.」という言葉で子どもたちが優しく赤ちゃんをタオルで拭くと「Put the pajama on.」「Now, carefully lift the baby‘s arms and legs to put on the pajamas.」という指示が出されます。
大人であれば、このような長い英語のフレーズを耳にするだけで一瞬パニックになりそうですが、子どもたちは冷静にナビゲーターの見本となる動作などを見ながら自身の作業に反映させていきます。
最初は照れくさそうだった男の子たちも立派な看護師さんでありつつ将来のお父さんの表情で赤ちゃんに優しくパジャマを着せています。
「Carry the baby back to the bed carefully」最後にナビゲーターから指示が出ると、子どもたちは慎重に今まで学んだことを活かしながら、赤ちゃんを基のベッドに運んで寝かせていました。
短い時間でしたが、赤ちゃんに「バイバイ」と言っている女の子たちはきっと素敵なお母さんになるでしょう。
昼食は自分で一生懸命作った「ソーセージ」「クロワッサン」「ハンバーガー」です。いつもお金で買って食べるハンバーガーやソーセージなどとは違って、自分の手を動かして働いて作ったものを食べるというのはちょっともったいないような味わい深いものになったようです。
子どもたちはハンバーガー、ソーセージやクロワッサンを食べ終え、次のお仕事体験へと向かいました。
最後のお仕事体験が終了し、今日お世話になったナビゲーターに今日の感想やお礼を伝えてお別れです。お迎えに来たお父さんやお母さんに笑顔で駆け寄りナビゲーターからもらったオリジナルグッズや写真、お仕事体験で得たキッゾ(お給料)を誇らしげに見せている子どもたちの姿が印象的でした。
おかげさまでWorld Tripのキッザニア講座は毎回即満席となり、多くのキャンセル待ちが出る人気講座となっています。
お申し込みいただく保護者さまと実際に参加するお子さまの両方が「参加させたい」「参加したい」という気持ちが合致しての結果だと思います。
その大きな理由のひとつとして、楽しみながら学ぶという「学び」と「楽しみ」の両方がキッザニアに存在しているからではないでしょうか。
キッザニアでは「Edutaiment」という教育(エデュケーション)と娯楽(エンターテイメント)を合わせた言葉を重要なコンセプトに掲げ、ただ「楽しかった!」だけでなく「楽しく学ぶことができた!」という、このコンセプトが支持されている大きな理由だと思います。
子どもだましではないリアルに本物・本当の体験、学びの中の楽しみ、楽しみの中に学びがある実体験によって、いつまでも深く心に残る記憶になっているのではないでしょうか。
栄光キャリアルートの企画も、まさにこの「楽しみながら学ぶ」「本物・本当に触れる」ことを大きなコンセプトにしています。
教室や教科書だけでは学びきれない様々能力を身につけることは、これからの日本の未来を拓くこども達にとって、とても重要なことだと確信しています。
WorldTrip事務局
Email:info_worldtrip@eikoh.co.jp開催日時
2024年12月08日(日) 10:00~16:30申込締切
2024年12月03日(火)開催日時
2024年12月21日(土) 10:00~16:30申込締切
2024年12月16日(月)開催日時
2025年01月12日(日) 10:00~12:30申込締切
2025年01月09日(木)開催日時
2025年01月12日(日) 13:30~16:00申込締切
2025年01月09日(木)開催日時
2025年01月19日(日) 10:00~15:30申込締切
2025年01月14日(火)