2023年9月24日、キッザニアにおいて、栄光キャリアルートが実施したWorld Tripの様子をお伝えします。
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英語講師と一緒に過ごし、活動を通していつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。
今回のプログラムは、いろいろな職業体験ができる子どもが主人公の街「キッザニア」を舞台に、英語が堪能な専属スタッフ「ナビゲーター」と一緒に英語で職業体験にチャレンジしました!
英語で職業体験と聞くと「なんだか難しそう・・・?」「きちんと話せるかな?」と心配に思うかもしれません。
でも、勉強の一環として英語を学ぶのではなく、みんなが気になるお仕事を通して英語を繰り返し聞いたり話したりすることによって、自然と実用的な英語を身につけることができるように設定されているので安心です。
入口前で各グループに分かれて、それぞれの専属「ナビゲーター」が自己紹介などを行います。
この専属「ナビゲーター」が今日体験する5つのお仕事体験全てを英語で指導してくれます。
※飛行機(パイロット)・消防署・街時計・発明工房・総合商社 ・マジックスタジオ・ピザショップ・ハンバーガーショップ、ソーセージ工房、警備センターのうち、5つのお仕事体験に挑戦しました。
発明家として「よく飛ぶ飛行機を作るにはどうしたらよいか」という依頼を受けて飛行機の模型を作り、実験を繰り返してレポートにまとめて、最後に自分で書いた発明レポートがもらえます。
子どもたちは早速、発明家のようなコスチュームに着替え「飛行機の仕組み」について英語でレクチャーを受けます。
ナビゲーターは「Tail」「Body」「Weight」など飛行機に関連した単語や「Which body do you like?」など使用する模型の飛行機を示しながら、単語や 英語のフレーズがより子どもたちにわかりやすいように、ジェスチャーなどを加えながら丁寧に説明していきます。
各々が模型の飛行機を作り上げて、まずは1回目のテスト飛行にチャレンジです!
すぐ墜落してしまう模型が多く遠くに飛ばない模型が多かったので、ナビゲーターは何を工夫すればより遠くに飛ばせるか、ヒントを含めながら模型の飛行機の「重さ」に注目するよう、子どもたちに伝えました。
子どもたちは飛行機の「重さ」の位置を少し前寄りに設定し直したり、少し後ろ側に設置してみたりと、一人ひとり工夫して、2回目の挑戦です。
すると、1回目より格段に遠く飛ばせるようになりました。
ただ、まっすぐ飛ばずに右や左に曲がってしまう飛行機も見受けられたので、ナビゲーターは「翼」の位置などを修正するよう指示を出します。
そしてラストチャンス3回目のテスト飛行です。
最後のテスト飛行はみんな思った以上によく飛んで、ジャンプして喜んでいました。
テスト飛行において、ナビゲーターが一人ひとりに「Which way did it fly?」と聞き、子どもたちが「Left!」や「Right!」と自然に答える姿を見ていると、大人のように間違いを気にしたり「理論」から入ろうしたりせずに、体全部で自然に英語をインプット、アプトプットしていて、あらためて見習わなくてはと思ってしまいました。
「仲間と協力してお客様の安心・安全を守ろう!」がテーマです。キッゾや貴重品を回収し警備センターの中の安全な金庫まで運んで保管したり、お客さまのところへ輸送したりするお仕事体験となります。
子どもたちはヘルメットとまるで軍隊のようなものすごい厚みのある防刃ベストを着用し、防警備服を身に付けます。
これでもう立派なガードマンです。
まずは、ガードマンとして正しい姿勢や敬礼の訓練をします。
ナビゲーターは「Attention!(気を付け!)」「Salute!(敬礼!)」などの言葉と動作の見本を示します。
ナビゲーターが子どもたちに「Attention!(気を付け!)」と指示するとそれに倣って気を付けをし、「Salute!(敬礼!)」と指示されると、しっかりと敬礼をしています。
そんな姿を見ると、とても頼もしく見えます。
次に、警棒を使った訓練です。
警棒を渡され、ナビゲーターは見本として正しい持ち方や万が一それを使う状況になった際の掛け声や使い方の見本を見せます。
力強い声と警棒で相手を威嚇し、安全を確保することが目的です。
子どもたちは真剣な眼差しで、大きな掛け声とともに警棒を使って練習をしました。
今日の任務は「空港カウンターでキッゾをお預かりし、警備センターの金庫まで安全に運び保管すること」です。
先頭の子どもは空港カウンターまでの地図、最後尾の子どもは緊急時用のトランシーバーが手渡され、一列のチームなって大切なお客様の「お金」を輸送します。
怪しい人がいないか後ろを警備する子や、地図を見て場所を確認する子、前方を警備する子など、子どもたちはそれぞれの役割に対し、責任を持ってこなしていきます。
そして空港カウンターに到着し、スタッフから大切な「お金」が手渡されます。
お金を運ぶ担当の子は少し緊張気味。
ここから警備センターまでの輸送となりますが、行きと同じように子どもたちはそれぞれの役割をこなしていき、無事に到着、お金を金庫へ入れることができました。
子どもたちの任務完了です!
警備服を脱ぎながら、子どもたちは安心した表情とともに逞しくなったようにも見えました。
昼食は「ピザショップ」や「ハンバーガーショップ」で作った自作のピザやハンバーガーです。
いつもお金で買って食べるピザやハンバーガーとは一味も二味も違うのではないでしょうか??
子どもたちは一口ずつ大切にピザやハンバーガーを食べ終え、次のお仕事体験へと向かいました。
最後のお仕事体験が終了し、今日お世話になったナビゲーターに今日の感想を伝えたり今日稼いだ「お給料」などを誇らしげに見せたりして、ナビゲーターとはここでお別れです。
「See You!」「Thank you!」などと言い合いながら最後まで手を振っていました。
その後は、お土産など自由時間を過ごして解散となりました。
お迎えに来たお父さんやお母さんに、真っ先に今日働いて自分の力で稼いだ「お給料」を誇らしげに見せている子どもたちの姿が印象的でした。
子どもたちに感想を聞いてみると、アクティビティ中、英語に困ったことはなかったようです。
子どもたちは、一つひとつの単語を頭で確認しているのではなく、コーディネーターのジェスチャーや物を使っての説明を一連の流れから総合的に「意味」を把握していたことがわかります。
今回は「ごっこ」でなく「ガチ」で職業体験ができる「キッザニア」で、楽しみながら英語による職業体験にチャレンジしました。
子どもたちは、大人のように、文法や単語、語順などにとらわれず、「点」ではなく「線」として、英語の説明も英語のひとつの固まりとして体全部で吸収することで、意味を把握していることがよくわかりました。
勉強として英語を学ぶのではなく、楽しみながら職業体験を通じて英語を繰り返し聞いたり、話したりすることによって、自然と実用的な英語を身につけていく姿が見受けられました。
キッザニアでの体験は、職業の一部の体験にしか過ぎません。しかし、こどもにとっては親から離れて「1人でできた!」それも「英語でできた!」という成功体験が心に強く残り、自信につながることでしょう。
今回大好評により、今後も継続して実施してまいります!
WorldTrip事務局
Email:info_worldtrip@eikoh.co.jp開催日時
2024年12月01日(日) 09:00~16:00申込締切
2024年11月26日(火)開催日時
2024年12月08日(日) 10:00~16:30申込締切
2024年12月03日(火)開催日時
2024年12月21日(土) 10:00~16:30申込締切
2024年12月16日(月)開催日時
2025年01月12日(日) 10:00~12:30申込締切
2025年01月09日(木)開催日時
2025年01月12日(日) 13:30~16:00申込締切
2025年01月09日(木)