2023年12月3日(日)、栄光キャリアルートが実施したWorld Trip「Let’s make a Christmas wreath!」の様子をお伝えします。
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英語ネイティブ講師と一緒に過ごし、活動を通して、いつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。
12月に入り、多くの子どもたちはクリスマスに向けて、ワクワクしているのではないでしょうか。今回のプログラムは英語で世界でひとつだけの「クリスマスリース」づくりに挑戦します!
「作り方がわからない」「材料はどんな素材を選べばいいの?」など自分だけで作ろうとすると結構大変です。
また、それを英語で作るなんてできるのかな?と少し心配になるかもしれませんが、英語を母国語としない子どもたちに、楽しみながら指導するプロの英語ネイティブ講師が優しく丁寧にジェスチャーや例を挙げながらお教えします!
机の上で英語をしっかりと学ぶことは非常に大切ですが、それだけでは子どもは飽きてしまいます。
子どもは手を動かす「工作」が大好きです。
このプログラムでは、大好きな「工作」をしながら英語をコミュニケーションの道具として使い、気づけば自然に英語に親しんでいることを目的としています。
当日は午前の部と午後の部の2回開催されました。
教室ではクリスマスソングが流れ、机には色とりどりのリボンやキラキラ素材の松ぼっくり、たくさんのオーナメントなどが所狭しと置かれ、子どもたちは目を輝かせながら材料を眺め、品定めしていました。
まずは先生の自己紹介から始まります。先生の生まれた国のクリスマスは、どのような料理を食べたり飾り付けをしたり遊びや習慣があったりするのかなどスライドを見ながら説明していきます。
先生から「What do you eat for Christmas dinner?(みんなはクリスマスの夜ごはんに何を食べますか?)」の質問に、子どもたちが「Kentucky Fried Chicken!」と元気に答えているのを聞き、思わず吹き出してしまいました。
次に、ワークシートを使って先生から今日のキーワードとなる単語の説明です。
「Santa Claus」「Christmas wreath」「reindeer」「candle」「gingerbread man」など、みんなもよく聞くお馴染みの単語ですが、アルファベットで書かれた単語を初めて目にする子もいて、まじまじと単語を見ています。
単語の横には意味を表すかわいい絵も描かれているので、たとえ単語がわからなくても意味は推測できるようになっています。
そして先生からの正しい発音により、日本語を介して今まで覚えてきた発音との違いに子どもたちも気づき「Santa Claus」など何度も繰り返して発声していきました。
子どもたちが飽きないようゲームの始まりです!
クリスマスバージョンのビンゴゲームでは、先ほど学んだクリスマスに関連する単語の中から好きな言葉を選び、マスの中に書き写しながら正しい発音の練習も兼ねていきます。そして、ビンゴゲームで盛り上がった後はジェスチャーゲームです。
クリスマスにちなんだ単語を使い、選ばれた子どもがジェスチャーをすることで、他の子どもたちがその単語を当てるゲームです。
「Snowman」をなかなかみんなが当てられない場面では、先生から「You can only see it in winter.(それは冬にだけ見ることができます。)」「Sometimes it wears a hat, gloves, or a scarf.(ときどき帽子をかぶったり手袋をしていたりスカーフをしていたりします。)」「It looks like a person.(人に似ています。)」など英語でヒントが出され、子どもたちは納得した顔で「Snowman!」の答えが出ます。
大人だと文法的な視点から分析したり、ヒントの中にわからない単語がひとつでもあると思考が止まったりしまいがちですが、子どもたちはひとつの「固まり」として英語を捉え、吸収し、無理なくアウトプットしていることが伺えます。
楽しいゲームの後は今日のメインであるクリスマスリースづくりです。
まずはワークシートを使って、作業工程で使われる重要なフレーズや単語を覚えていきます。
「Stick」「Twist」「Decorate」「Tie」「Cut here」「Stick here」「What color is this?」などとともに「Wreath frame」「Christmas ornaments」「glue」「scissors」など今日使う道具の名前も覚えていきます。
それら道具を表す単語の横には写真や絵があり、その道具の「動作」を表す単語とマッチングしてさらに理解を深める形式になっています。
例えば「ribbon」とその動作を示す「Tie」を線で結び付けていくことで、単語はもちろん、動作の「単語」や「フレーズ」も同時に関連づけて学べるようになっています。
そして、クリスマスリースづくりが始まると、子どもたちは好きなリボンやオーナメントなどを取り「wreath frame」に付けていきます。
煌びやかなオーナメントを付ける子やリボンを巻く子、シンプルに松ぼっくりだけを付ける子など、それぞれの個性が現れていました。
子どもたちは英語も日本語も忘れて、黙々と作業に集中していますが、復習として、単語やフレーズを何度も発声しながら進めていきます。
そして、世界にひとつだけのクリスマスリースの完成です!
子どもたちは先生の指示に従い、自分の作ったクリスマスリースを前に今日のキーフレーズである「See this. I made it!」と「I decorated it. Tell me what you think.」を使って、一人ひとりプレゼンテーションを行います。
作った子どもが「See this. I made it!」と発声すると、みんなは「Great!」「Beautiful!」などと答えています。
プレゼンテーションが終わると、誰もが知っているクリスマスソング「We wish you a Merry Christmas」をみんなで歌います。
そして最後にゲームを行って、子どもたちは大切そうに自分の作ったクリスマスリースを持って帰路に就きました。
机に向かって教科書を見ながらの「英語の勉強」もひとつですが、子どもたちが大好きなクリスマスや楽しい工作を通して、「英語の勉強」というよりも「英語」をコミュニケーションの道具として使ってアウトプット・インプットすることで、より「英語」を自然に捉え吸収できている様子が随所に見受けられました。
子どもたちが一生懸命に作ったクリスマスリースが家々に飾られ、それを見たサンタクロースが微笑みながら子どもたちにプレゼントを置いていくことを切に願っています。
机上の学習だけではなく、子どもたちが手や体を動かしながら、気づけば英語に親しんでいる取り組みを今後も実施してまいります。
WorldTrip事務局
Email:info_worldtrip@eikoh.co.jp開催日時
2024年12月08日(日) 10:00~16:30申込締切
2024年12月03日(火)開催日時
2024年12月21日(土) 10:00~16:30申込締切
2024年12月16日(月)開催日時
2025年01月12日(日) 10:00~12:30申込締切
2025年01月09日(木)開催日時
2025年01月12日(日) 13:30~16:00申込締切
2025年01月09日(木)開催日時
2025年01月19日(日) 10:00~15:30申込締切
2025年01月14日(火)