2024年10月20日(日)、に上野動物園において栄光キャリアルートが実施したWorld Tripの様子をお伝えします。
[目次]
英語ネイティブ講師と一緒に過ごし、活動を通して、いつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。
今回のプログラムは、みんなが大好きな上野動物園!動物の動きや数、特徴などの表現を英語で学びながら、動物への興味とともに英語を「使う」ことで、楽しみながら自然な英語力を身に付けます。
当日は、午前の【西園コース】と午後の【東園コース】の2部制での実施となりました。英語レベルにより各グループ10名程度に分かれ、それぞれのグループで先生の自己紹介やワークブックの配布を終え、一緒に行動する『バディ』を決めて出発です!
西園には『Animals of Africa(アフリカの動物:カバ、キリン、オカピ、ペンギンなど)』のゾーンがあります。
『Cape Penguin(ケープペンギン)』『flamingo(フラミンゴ)』『Kangaroo(カンガルー)』などを見学しながら、動物の名前や数、色などをワークブックに記入して進んでいきます。
そして次はキリンのゾーンに到着です。
講師は大きな声で『Giraffe(キリン)』と発音し、子どもたちにも一緒に発音させると「a tall African animal with a very long neck and legs and dark spots on its yellow-brown fur」と説明します。自分の首を示しながら長さを強調させてジェスチャーや声のトーンを工夫し、単語がわからなくても理解できるように話しかけています。教室の授業のように「これは主語で、これか形容詞で」などと文法と照らし合わせながらの指導とは異なり、子どもたちは体全部で吸収しているので、何の躊躇もなく英語を英語として受け入れ理解している様子がよくわかります。
次にカバのゾーンとサイのゾーンが隣接しているエリアです。
大人でもカバとサイの違いを説明するのは難しい気がしますが、講師は色々な工夫を凝らしてカバとサイの違いを説明していました。
講師はまず『Rhino(サイ)』を指差しながら「A rhino is a big animal with thick skin and one or two big horns on its nose. They usually live in grassy areas or forests. Rhinos like to eat plants, like leaves and branches.」と説明し、特徴となる「頭に角」があることや「陸上で暮らす」草食動物であることをジェスチャーや声色を駆使して説明します。
そして次に講師は『Hippo(カバ)』を指して「A hippo, is also very big, but it has a wide mouth and big teeth. Hippos spend a lot of time in the water, like rivers and lakes, because they like to stay cool. They come out of the water to eat grass.」と説明し、特徴となる「広い口」「大きな歯」「水中で暮らす」などを強調しながら説明します。
実際に目の前に生きた教材があるので、子どもたちは動物の姿と講師の言葉を同時に体感して記憶に残していきます。
大きな体をしたサイが歩くと「Rhino!」「Big horns!」、カバが水の中から出てくると「Hippo!」「Big teeth!」など、子どもたちから習ったばかりの表現が聞こえてきます。
その後、『Children’s Zoo STEP(子ども動物園)』なども巡り、あっという間にお土産購入の時間です。
子どもたちはそれぞれの予算と買いたい物の金額を頭の中で一生懸命計算しながら、買い物を楽しんでいました。午後も参加の子どもたちは講師に「See you!」とあいさつし、午前だけ参加の子どもたちは「Goodbye!」と言って解散となりました。
東園では『ゴリラ・トラの住む森』『ホッキョクグマとアザラシ』『ニホンザル』『ゾウの住む森』を探検します。
『ゴリラ・トラの住む森』を目指しますが、途中の『キジ』のゾーンで講師から「What
is the name of this bird?」と質問が投げかけられると、子どもたちから「Kiji!」と声があがります。講師は「Right. That is a Kiji. It’s also called pheasant.」と伝え、「Do you know the national bird of Japan?(日本の国鳥を知っていますか?)」と質問しました。
子どもたちが「Toki!」「Sparrow!」「I don’t know.」と思い思いに答えると、「The national bird of Japan is that pheasant!(日本の国鳥はあのキジです!)」と伝えられました。
『トラの住む森』に到着です!
講師から、ここに生息しているトラは『Sumatran Tiger』という種類であるとの説明と同時に「Let‘s find out how many tigers there are!(何頭のトラがいるか見つけましょう!)」と呼びかけられました。
子どもたちは「Found!」「There!」「One!」「Two!」などと声を上げながらトラ探しに夢中です。見つめた数をワークブックに記入しながら、場所を変えてトラ探しを続けています。「How many tigers did you find?(トラを何頭見つけられましたか?)」の質問に子どもたちからは「Four!」と元気な声が聞こえました。
トラの次はゴリラのゾーンに進みます。
ここに生息するゴリラは『Western Lowland Gorillas(ニシローランドゴリラ)』だと伝えられ、子どもたちから「There is a big gorilla!」の声が上がります。よく見ると大きな岩の上に体が大きくがっしりしたゴリラが座っています。講師からは「That looks like a boss gorilla.(ボスのゴリラのようですね)」の説明がありました。「How many gorillas did you find?」と質問すると、「Two!」「Three!」「Four!」とそれぞれが見つけた頭数を答え、ホッキョクグマとアザラシの海のゾーンに移動しました。
大きなホッキョクグマが威厳のある歩き方で悠々と歩いているのを色々な場所から観察をしたのち、最後の『ニホンザル』ゾーンとなります。
大きな猿山に到着すると、たくさんのサルたちが大きな岩山にいました。講師から『Japanese Macaque(ニホンザル)』であると伝えられ、「Let’s count how many monkeys there are!(何頭のサルがいるか数えてみましょう!)」と呼びかけられます。走り回っているサルもいますが、子どもたちは真剣にサルを数え、見つけられた数をワークブックに記していきます。
すると飼育員さんが歩いてきて、講師から「It’s feeding time.(餌やりの時間ですね。)」と説明がありました。我先に食べるサルもいれば、他のサルの様子を伺って食べないサルもいたりと十人(猿)十色です。
「It may be that the order in which they eat is fixed.(エサを食べる順番が決まっているのかもしれませんね。)」とわかりやすいジェスチャーや声の強弱で子どもたちに伝えます。
他のゾーンも巡りながら様々な動物を観察したら、お待ちかねのお土産時間です。
午前も参加した子どもたちも午後のみの参加の子どもたちも、持ってきたお金で足りるかどうか必死に考えて、講師に確認したりお財布の中のお金を数えたりしています。ほしいものを購入できた子どもたちは満足感でいっぱいの表情をしていました。
教室で学ぶ英語とは異なり、教室外の実際の場面で英語を使うことで、単語やフレーズが実際にどう使われるかを理解できるなど「生きた英語の学習」が可能となります。動物園という子どもたちにとって興味深い環境が好奇心を刺激し、学習意欲を高めて記憶に残りやすくすること、子どもたちにとって「楽しい!」という体験を通じて、英語に対してポジティブな姿勢が生まれることなど、様々なメリットが期待できます。
今後もWorld Tripでは子どもたちにとって興味ある「環境」で生きた英語を体いっぱい浴びながら楽しい体験ができる講座を実施してまいります。
WorldTrip事務局
Email:info_worldtrip@eikoh.co.jp開催日時
2024年12月01日(日) 09:00~16:00申込締切
2024年11月26日(火)開催日時
2024年12月08日(日) 10:00~16:30申込締切
2024年12月03日(火)開催日時
2024年12月14日(土) 10:00~16:30申込締切
2024年12月09日(月)開催日時
2024年12月21日(土) 10:00~16:30申込締切
2024年12月16日(月)開催日時
2024年12月23日(月) 00:00~00:00申込締切
2024年10月31日(木)