2024年05月19日(日)、に上野動物園において栄光キャリアルートが実施したWorld Tripの様子をお伝えします。
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英語ネイティブ講師と一緒に過ごし、活動を通して、いつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。
今回のプログラムは、みんなが大好きな上野動物園!動物の動きや数、特徴などの表現を英語で学びながら、動物への興味とともに英語を「使う」ことで、楽しみながら自然な英語力を身に付けます。
当日は、午前の【東園コース】と午後の【西園コース】の2部制での実施となりました。英語レベルにより各グループ10名程度に分かれ、それぞれのグループで先生の自己紹介やコース別の「テキストブック」の配布などの後、一緒に行動する「バディ」を決めて出発です!
【東園コース】では『ゴリラ・トラの住む森』『ホッキョクグマとアザラシ』『ニホンザル』『ゾウの住む森』を探検します。
最初に『ゴリラ・トラの住む森』のトラのゾーンに到着です。
講師からここに生息しているトラは「Sumatran Tiger」という種類であるとの説明があり、「Let‘s find out how many tigers there are!(何頭のトラがいるか見つけましょう!)」と呼びかけられます。
講師はただ英語を話すのでなく、参加者の英語のレベルや学年を考慮し、手振り身振りのジェスチャーや声の強弱のトーンなど工夫しながら、英語が理解できなくてもわかるよう子どもたちに語り掛けています。
子どもたちは「There!」「One!」などと声を上げながらトラ探しに夢中ですが、あらかじめ配布されたワークブックへ見つけられた数を記すよう指示があります。
4頭見つけた子どもたちは□4の箇所に☑を入れていました。
トラの次はゴリラのゾーンに進みます。
ここに生息するゴリラは「Western Lowland Gorillas(ニシローランドゴリラ)」だと講師から説明があり、このゾーンでも何頭見つけられるかの指示が出ます。
すると子どもたちから「Baby Gorilla!」の声が上がり、よく見ると小さな赤ちゃんゴリラがいました。講師は「It’s very small and cute!」と言いながら「小さい」「かわいい」をジェスチャーや声のトーンの強弱を使って表現しています。
ワークブックは、見つけられた動物の数をチェックしたり動物の名前や色を書いたりと楽しみながら自然と英語を学べる内容になっています。
次にホッキョクグマとアザラシの海のゾーンに移動します。
ホッキョクグマのゾーンでは子どもたちが身を乗り出してホッキョクグマを探していると、誰かから「Over there!」と発せられ、大きなホッキョクグマが発見できました。
威厳のある歩き方で悠々と大きなホッキョクグマが歩いており、子どもたちはワークブックのホッキョクグマの写真の箇所に☑をして進んでいきます。
かわいいCalifornia sea lion(カリフォルニアアシカ)やHarbor seal(ゼニガタアザラシ)を見学したら、次は「ニホンザル」と「ゾウの住む森」です。
大きな猿山に到着すると、たくさんのサルたちが大きな岩山にいました。講師から「Japanese Macaque(ニホンザル)」であるとの説明があり、さらに「Let’s count how many monkeys there are!(何頭のサルがいるか数えてみましょう!)」と呼びかけられます。走り回っているサルもいますが、子どもたちは真剣にサルを数え、見つけられた数をワークブックに記していきます。
最後に大きなゾウのいるゾーンに移動してひとおとり観察したのち、お待ちかねのお土産時間となりました。
持ってきたお金で足りるかどうか必死に考えて、講師に確認したりお財布の中のお金を数えたりしながらほしいものを手にした子どもたちは満足感でいっぱいの表情をしていました。
午後も参加の子どもたちは講師に「See you!」とあいさつし、午前だけ参加の子どもたちは「Goodbye」と言って解散となります。
午後だけ参加の子どもたちは、初めて会う講師と自己紹介したりしています。
西園コースのテキストブックが配布され、一緒に行動する「バディ」と自己紹介をして出発となります。
【西園コース】では、『Animals of Africa(アフリカの動物(カバ、キリン、オカピ、ペンギンなど))のゾーンがあり、まずはペンギンエリアに到着です。
講師から「Cape Penguin(ケープペンギン)」という種類であることの説明があり、
その周辺の「flamingo(フラミンゴ)」、「Kangaroo(カンガルー)」なども見学し、その名前や数、色などをワークブックに記載しながら進んでいきました。
そして次はキリンのゾーンに到着です。
講師は大きな声で「Giraffe(キリン)」と発音し、子どもたちにも一緒に発音させてると「a tall African animal with a very long neck and legs and dark spots on its yellow-brown fur」と説明します。講師が長い首を意識して自分の首を示しながら長さを強調させてジェスチャーや声のトーンで理解できるよう工夫することで「これは主語で、これか形容詞で」などと文法と照らし合わせながら英文を聞くのでなく、何の躊躇もなく体全部で吸収しているので、無理なく英語を英語として受け入れ理解している様子がよくわかります。
次にカバのゾーンに移動します。
大きな体をしたカバが水の中から出てくると、子どもたちは「Hippo!」「Big!」と大はしゃぎです。
講師は「Huge!」と大きな声とジェスチャーで発し、「big」よりも大きい場合、「huge」を使うことを暗に示しています。
子どもたちも「Huge!」と大きな声で叫びながら、カバの観察を楽しんでいました。
机上で「big」と「huge」の違いを学ぶことも大切ですが、生きた教材を目の前に体全部で学ぶことも非常に重要であると思わされます。
そしてあっという間にお土産購入の時間です。
午前の【東園コース】と違うお土産店ですので、午前に参加の子どもたちもお土産購入に参加し、思い思いのお土産を購入、大切そうにバッグへ入れていました。
たくさん歩いて疲れ切った子どもたちでしたが、お世話になった講師に笑顔でハイタッチして帰路に就きました。
学校で教科書などを使って学ぶ英語とは異なり、全ての英語が「生きた英語」です。
学んだ英語がどのような場面やシーンで使われるかなどを体全部で学び取ることができ、子どもたちが楽しむだけでなく、その先の興味を刺激し、自然なかたちで英語を「目的」でなく「手段」として学ぶことができるメリットがあります。
「英語って楽しい」「英語が通じた」など楽しみや自信に繋げることで、英語を「学ばせられる」ではなく「もっと学びたい」と、さらなる英語の探求心が芽生えます。
これからも子どもたちが興味を持つ「舞台」で、楽しみながら英語力を育める講座を開催してまいります。
WorldTrip事務局
Email:info_worldtrip@eikoh.co.jp開催日時
2025年02月09日(日) 10:00~12:30申込締切
2025年02月04日(火)開催日時
2025年02月09日(日) 13:30~16:00申込締切
2025年02月04日(火)開催日時
2025年02月11日(火) 10:00~12:30申込締切
2025年02月06日(木)開催日時
2025年02月16日(日) 10:00~16:30申込締切
2025年02月11日(火)開催日時
2025年02月23日(日) 09:00~15:00申込締切
2025年02月18日(火)