2025年6月21日(土)、アクアパーク品川において栄光キャリアルートが実施したWorld Tripの様子をお伝えします。
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英語ネイティブ講師と一緒に過ごし、活動を通して、いつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。
今回は『マクセルアクアパーク品川』を舞台に、英語ネイティブ講師と探検しました。
約350種20,000点の生き物が暮らすこの水族館で、たくさんの生き物に出会いながら、生き物の名前はもちろん、生き物の形や色、大きさ、その動きや特長などの表現を英語で学びます。五感を通じた知的好奇心と英語のコラボレーションで、楽しみながらも英語を学べる一石二鳥の講座です。
当日は午前コース・午後コースの2部構成で開催されました。
先生の自己紹介の後、大切な表現やよく使うセンテンス、水族館のゾーンごとに設定されている課題がまとめられているワークブックが配布されます。
そして、今日一緒に行動する「バディ」を決め、先生の「Let‘s go!」の合図で出発となります。
「The dolphin show you’ve been waiting for is about to begin—let’s go!」
という先生の声に、子どもたちは「やったー!」「Yes!」と歓喜の声を上げながら、足取り軽く2階の『ザ・スタジアム』へ向かいます。
すでに会場は満員で座席はほぼ埋まっていましたが、先生と子どもたちは何とか立ち見スペースを見つけてショーの開始を待ちます。
その間、先生は「Which dolphin is your favorite?」など、授業で習った英語を使って子どもたちと会話を交わし、自然なコミュニケーションの練習を促していました。
そして、ついにショーが幕を開けます! 天井から降り注ぐウォーターカーテンが幻想的な雰囲気を醸し出し、鮮やかな照明とプロジェクションマッピングが空間を彩ります。夏をテーマにした音楽が流れる中、晴れ渡る夏の朝を思わせる爽やかな演出から、しっとりとした雨の情景まで、さまざまなシーンが水と光で表現され、観客の想像力を刺激します。
さらに、夏ならではのユニークな演出も! 大きなイルカがわざと水しぶきをあげるようにジャンプし、前方の観客をびしょぬれにする場面では、子どもたちの歓声がひときわ大きく響きます。
イルカたちが見事なジャンプやスピンを披露するたびに、会場は笑顔と拍手に包まれ、まるで夢の世界に迷い込んだかのようなひとときが広がっていました。
イルカショーの余韻が残る中、子どもたちは次なる目的地『リトルパラダイス』へと移動します。
そこには、カラフルな熱帯魚やサメが泳ぐ9つの水槽が並び、人気者のチンアナゴやクマノミが愛らしい姿で出迎えてくれます。
先生は「This is a spotted garden eel. And here’s a clownfish!」と発音しながら、それぞれの生き物を指差し、子どもたちにワークシートへチェックを入れるよう促します。
英語の語彙と実物の生き物がリンクすることで、学びがより深まっていきます。
続いて向かったのは、自然光が差し込む巨大トンネル型水槽『ワンダーチューブ』。
全長約20メートルのトンネルの中を進むと、頭上にはサメやエイが悠々と泳ぎ、子どもたちはそのスケールと迫力に目を丸くしていました。
そのとき、まるで空を舞うように大きなヒレを広げたマンタが頭上を通過。
「Wow, look! A stingray!」と叫ぶ子どもに、先生は優しく訂正します。
「Actually, that’s a manta ray. It’s a large, flat sea creature with a long, pointed tail.」
子どもたちは目の前のマンタを見ながら、「ray」「large」「flat」「pointed tail」などの単語を自然に吸収していきます。
さらに、口元がノコギリのような形をしたユニークな魚が現れると、先生は「This one’s called a sawfish.」と紹介します。
実物を見ながら英語で名前を覚えることで、子どもたちの興味と語彙力がぐんぐん育っていきます。
次に訪れたのは、愛らしい海獣たちが暮らす『ワイルドストリート』。
アシカ、オットセイ、アザラシ、そしてペンギンたちが、それぞれの個性をのびのびと発揮しながら、子どもたちを迎えてくれます。
先生は目の前の動物を指しながら、「This is a sea lion. That one’s a seal.」
と繰り返し英語で名前を伝え、子どもたちにも発音を促します。
子どもたちはリズムに乗るように「Sea lion」「Seal」と口にしながら、楽しそうに次のゾーンへと進んでいきます。
そしてたどり着いたのは、熱帯の雰囲気漂う『アクアジャングル』。
湿度の高い空気に包まれた空間に入ると、子どもたちは「蒸し暑いね」とつぶやきます。先生は「Yes, it’s hot and humid today.」と答えながら、手で風を送るジェスチャーを加えて、「hot and humid」という表現を自然に教えていました。
このゾーンには、古代から姿を変えずに生き続ける“生きた化石”ピラルクをはじめ、淡水にすむエイやは虫類、そして人気者のカピバラも暮らしています。
カピバラを見つけた子どもが「あ!カピバラだ!」と声を上げると、先生はすかさず「That’s a capybara.」と指差しながら紹介。
「日本語と似てる!」と驚いた子どもたちは、何度も「Capybara」と口にしながら、その響きを楽しんでいました。
最後は、子どもたちが心待ちにしていたショッピングタイム。
それぞれが手元の予算とにらめっこしながら、真剣な表情でお土産選びに夢中です。ぬいぐるみや文房具、キーホルダーなど、色とりどりのアイテムの中から「これだ!」と思う一品を見つけると、満足げな笑顔がこぼれます。
買ったばかりのお土産を友だち同士で見せ合い、「これかわいい!」「ぼくもそれにすればよかった!」と盛り上がる姿は、まさに楽しい思い出の共有そのもの。
そして、帰り際には先生に向かって「See you!」と元気いっぱいに挨拶し、それぞれの帰路へと向かっていきました。
その後、午後のコースも実施し、終了となりました。
水族館という、子どもたちにとってワクワクが詰まった空間は、ただのレジャー施設ではありません。
そこには、英語を実際の場面で使いながら学べる“リアルな教材”があふれています。
目の前に広がる海の生き物たちを通して、子どもたちは言葉と体験を結びつけながら、英語を「知識」ではなく「使える力」として身につけていくのです。
ネイティブスピーカーの先生が、目の前の生き物や状況に合わせて自然な英語を使うことで、子どもたちは単語やフレーズを実体験と結びつけながら学ぶことができます。
「これは何?」「どう言うの?」といった好奇心が、学びの入り口になるのです。
こうした体験型のプログラムは、記憶に残りやすく、子どもたちの興味を引き出すことで、学習へのモチベーションを高めてくれます。
さらに、ネイティブの先生とのやり取りを通じて、「英語って通じるんだ!」という実感が、自信へとつながっていきます。
英語力の向上だけでなく、実際に使えるコミュニケーションスキルを育む場として、こうした体験は非常に価値があります。
今後も、水族館や動物園など、子どもたちが心から楽しめる場所を舞台に、英語ネイティブスピーカーによる“リアルな英語”に触れられる機会を積極的に提供していきたいと考えています。
WorldTrip事務局
Email:worldtrip_ecr@eikoh.co.jp開催日時
2025年11月03日(月) 10:00~12:30申込締切
2025年10月29日(水)開催日時
2025年11月09日(日) 10:00~16:00申込締切
2025年11月04日(火)開催日時
2025年11月16日(日) 09:30~15:30申込締切
2025年11月11日(火)開催日時
2025年11月23日(日) 10:00~15:00申込締切
2025年11月18日(火)開催日時
2025年11月30日(日) 10:00~15:30申込締切
2025年11月25日(火)