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• 2025年01月17日

WorldTripアクアパーク品川（2024/12/08）

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• 水族館
• 英語
• 生き物
• 小学生向け
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World Tripとは？

英語ネイティブ講師と一緒に過ごし、活動を通して、いつの間にか自然に『英語でコミュニケーション』ができることを目標とします。
楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムです。

英語で水族館をまるごと探検しよう！

今回は『マクセルアクアパーク品川』を舞台に、英語ネイティブ講師とと探検しました。
約350種20,000点の生き物が暮らすこの水族館で、たくさんの生き物に出会いながら、生き物の名前はもちろん、生き物の形や色、大きさ、その動きや特長などの表現を英語で学びます。五感を通じた知的好奇心と英語のコラボレーションで、楽しみながらも英語を学べる一石二鳥の講座です。

先生の自己紹介の後、大切な表現やよく使うセンテンス、水族館のゾーンごとに設定されている課題がまとめられているワークブックが配布されると、今日一緒に行動する「バディ」を決めて先生の「Let‘s go!」の声で出発です。

不思議な世界観『パターンズ』から『ジェリーフィッシュランブル』へ

『マジカルグラウンド』のイマ―シブエリア『パターンズ』は壁や床に波のようなパターンが映し出され、不思議な世界観の中にライトアップされた水槽がたくさんあります。
中に入っていくと、先生から「Choose 3  kinds of fish that you like, then write their names and draw them！」と投げかけられます。少し長い英語の説明ですが、先生は聞き取りやすい英語やわかりやすいジェスチャーを交えるなど子どもの目線での発話で、何となくでも理解できている様子が見受けられます。
子どもたちは自分の気に入った魚の名前をワークシートに記入したり、絵を描いたりと、ただ見るだけという単一的な観察でなく、五感をフル活用した多面的な観察を行っていました。

次に『ジェリーフィッシュランブル』ゾーンに入ります。
ここは一転して暗闇の空間となり、まるで真っ暗な海底にいるような気分です。
眼を凝らすと、ゆらゆら漂うクラゲが時間や季節ごとに変わる音と光で演出された幅9ｍ、奥行35ｍという大空間で、気持ちよさそうに自由に水槽の中を泳いでいます。

先生から「Please observe jellyfish with a buddy.」と伝えられ、子どもたちはバディと一緒に自由気ままに漂うたくさんのクラゲを見て、「Many！」「Jellyfish!」と驚いています。
さらに先生から「Look for jellyfish called Indonesian Sea Nettle and Moon jellyfish.」と伝えられると、子どもたちはワークシートに載っているクラゲを探し、見つけては☑を付けていきます。
ワークシートには見つけたクラゲなどの様子を絵で描くスペースもあり、真剣な眼差しでクラゲを観察して絵を描いていました。

大人も子どもも大興奮『ドルフィンパフォーマンス』

先生の「Your favorite dolphin performance is about to begin, so let’s move on!」という言葉に、子どもたちは「やったー！」「Yes！」と叫びながら移動を開始しますが、イルカのパフォーマンスが行われる２階の『ザ・スタジアム』は既に多くの観客で埋まっています。何とか席を確保して、パフォーマンスが始まるまでの間、先生は子どもたちに習ったフレーズで質問するなど、定着度を高めます。

そしてお待ちかねのパフォーマンスが始まりました！
中央の天井からはウォーターカーテンが降り注ぎ、カラフルな照明やプロジェクションマッピングに合わせて音楽も鳴り響くなど、クリスマスをテーマとしたパフォーマンスに子どもたちは笑顔で歓声を上げています。

熱帯魚の『リトルパラダイス』から巨大トンネル水槽『ワンダーチューブ』へ

イルカショーの後は色とりどりの熱帯魚やサメなどが暮らす９つの水槽がある『リトルパラダイス』に移動し、子どもたちに大人気の『チンアナゴ』や『クマノミ』がお出迎えしてくれます。
先生は子どもたちに「Spotted garden eel」「Clown anemonefish」と発音しながら該当の生き物を指差して、ワークシートに☑をするよう伝えていました。

次は天窓から光が差し込む巨大トンネル水槽『ワンダーチューブ』です。
長さ約20ｍもある大迫力のトンネル水槽では、大きなサメやエイが頭上を悠々と泳いでいて、子どもたちは、その大きさや迫力に圧倒されているようでした。
すると、大きなヒレを羽ばたかせた座布団のような魚、通称「マンタ」が子どもたちの頭上を通過し、子どもが「エイだ！」と声を上げると、先生は「That’s a manta ray.」「a large flat sea fish with a long pointed tail」と説明します。
子どもたちは、実際に目の前で「エイ」を見ながら「ray」という単語とともに「large」「flat」「long」「pointed tail」など体系的に学びます。

さらに口がノコギリのような大きな魚が横切ると先生は「That’s a sawfish.」と実物の生き物と単語を示し、子どもたちの興味と英語を結び付けていました。

海獣の『ワイルドストリート』から『アクアジャングル』へ

そして、かわいらしいアシカからオットセイ・アザラシ・ペンギンまで、様々な海獣たちが暮らしている「ワイルドストリート」ゾーンに移動します。
先生はここでも目の前にいる生き物を子どもたちに示しながら英語でその名称を繰り返し、子どもたちにも発音させています。
子どもたちは「Sea lion」「Seal」など、まるで曲を口ずさむように習った単語を何度も口に出して歩みを進め、『アクアジャングル』に移動します。
まるでジャングルに迷い込んでしまったような蒸し暑さに、子どもたちが「蒸し暑いね。」と口にすると、先生は「Yes. It’s hot and humid.」と手で風を送るようなジェスチャーをし「蒸し暑い＝hot and humid」であると説明しています。

ここには生きた化石といわれるピラルクや淡水に生息するエイ、爬虫類の仲間などとともにカピバラも暮らしており、子どもたちが「あ！カピバラだ。」と言うと、先生がカピバラを指して「That’s a capybara.」と伝えます。こどもたちは「日本語とほとんど同じだ！」と言いながら、何度も「Capybara.」と発音していました。

最後はお待ちかねのショッピングタイムで、子どもたちは手持ちのお金と相談しながら、真剣な眼差しで商品を見定めています。購入したお土産を仲間同士で見せ合い、先生に「See you!」と元気な声で挨拶して解散となりました。

参加者の声

・英語に触れながら好きな水族館をめぐることができて、とても満足です！
・子どもたちがとても楽しかったと言っていました。人数も少なく安心して行かせられました。
・自分以外にも栄光ゼミナールで頑張っている子がいると知って刺激になったようです。

まとめ

子どもたちが大好きな水族館という「生きた教科書」を介して、英語ネイティブスピーカーから実際に使われる英語をその場面で学ぶことは、単語やフレーズを実際の物事や状況に関連付けることができます。このようなプログラムは子どもたちの記憶に残りやすく、興味を高めることで学習意欲を促進させると考えます。
さらに、英語スキルの向上はもちろん、英語ネイティブスピーカーとの直接のやり取りを通して、自分の英語力に対しても自信を持てるようになるのではないでしょうか。
子どもたちが楽しみながら効果的に英語を学ぶことができ、実践的なコミュニケーションスキルを身につけることができるので、これからも水族館や動物園など子どもたちが大好きな施設を舞台に英語ネイティブスピーカーによる生きた英語の学習機会の提供を行ってまいります。