2025年10月11日(土)、栄光キャリアルートが実施した「親子でカヤック東京水路大冒険」の様子をお伝えします。
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教室や教科書では学べない「本物・本当」の「めったにできない」体験に「チャレンジ」することで、これからの未来を自分で考え自分で決める「力」を育む未来の自分探し講座です。
各分野で活躍するその道のプロが指導する、旅行会社等のレディメイドな講座でなく、楽しみながらも「学ぶ」という学習塾としての栄光の特徴をコンセプトとしたオリジナルの唯一無二の講座となります。
江戸の町は、大小様々な運河が縦横に走り、水運の発達によって大いに栄えました。 その歴史を今に伝える旧中川を舞台に、東京の運河を知り尽くした 「Mio カヤックアドベンチャーズ」 の全面協力のもと、カヤックの乗り方を学びながら、江戸時代の水運の役割についても理解を深めていただきます。
さらに、パナマ運河と同様に水位を調整して船を通す仕組みを備えた船のエレベーター 「荒川ロックゲート」 を実際に通過し、普段とは異なる水上からの景色や体験を通して、新しい東京の姿を発見していただける講座です。
当日は冷たい雨が降るあいにくの天候でしたが、参加者は元気いっぱいの挨拶を交わしての集合となりました。
今回も午前と午後の2部制での実施です。
まずは雨を遮れる橋の下で、準備体操とカヤックの操作方法のレクチャーです。
パドルの持ち方といった基本的な動作から、前進や方向転換に用いるスイープストローク、さらにはバランスの取り方や進行方向の調整に至るまで、カヤックを安全に操縦するための総合的な方法を学びます。
さらに陸上で実際にカヤックに乗船して椅子の位置など調整して出発となりました。
陸から不安定な水面へと移る際、参加者は「わぁ、揺れる!」「怖い!」と声を上げながらの乗船となりました。
しかし、先生がしっかりとカヤックを支えてくれているので、安心して乗り込むことができ、いよいよ出船となります。
まずはカヤックに慣れるため、スカイツリーがきれいに見える場所を目指して漕いでいきます。
参加者もカヤックをストップさせたり、方向転換させたりと徐々にカヤックに慣れてきている様子が伺えます。
天気が良いと、スカイツリーがくっきりと見える場所まで来ましたが、今日は雲に拒まれ、スカイツリーのほんの一部しか見えませんでした。
ここでUターンし、今度は「荒川ロックゲート」を目指します。
カヤックの基本的な操縦方法を学びながら、水面から眺める東京の景色を楽しみます。
周辺には江戸時代の水運の面影が残されており、先生からはこの地域の歴史や背景についての解説もあります。
特に、高度経済成長期に工場などで地下水を大量に汲み上げた結果、地盤沈下が進み、現在では「海抜ゼロメートル地帯」と呼ばれるようになったことなど、この土地ならではの話も聞くことができます。
水辺ならではの体験を通して、東京の新しい姿を発見できる講座でもあります。
「荒川ロックゲート」を目指して漕ぎ進むと、突如として巨大な建物が視界の前に立ちはだかります。 先生から「これが荒川ロックゲートです!」との案内があり、さらに「先ほど触れた海抜ゼロメートル地帯の工夫が、この中に入るとよく分かりますよ。さあ、進みましょう!」と声がかかります。 参加者はその言葉に導かれ、圧倒的な存在感を放つ門をくぐり、中へと進んでいきます。
後方の巨大な門がゆっくりと閉じると、船は四方を高い壁に囲まれた空間へと導かれます。
ゲートの管理室からは「壁の鎖につかまってください」とのアナウンスが流れ、乗船者は緊張感の中で指示に従います。
ここは、荒川と旧中川の水位差によって船の往来が難しかった状況を解決するために設けられた施設で、パナマ運河と同じ仕組みを持つ閘門(こうもん)です。水面を昇降させることで船を安全に行き来させる、まさに“水のエレベーター”を体験できます。
荒川と旧中川の水位が揃うと、前方の巨大な門がゆっくりと開いていきます。 次第に視界が広がり、これまでの旧中川とは比べものにならないほど雄大な川幅の荒川が姿を現します。 その圧倒的な広さに、参加者は思わず言葉を失う様子です。
先生からは「今、川上から東京湾へ向かって水が流れています。旧中川とは異なり流れが速いので、負けないようにしっかり漕いでください!」との案内があり、緊張感と期待の中で新たな水域へと漕ぎ出していきます。
荒川を後にし、今度は水位の高い荒川から水位の低い旧中川へ戻る為、再び、閘門で水のエレベーター体験をして、無事旧中川へと戻ります。
旧中川へ戻ると、いよいよゴールへ向けての最終区間となります。
参加者は、先ほど体験した荒川の速く力強い流れの印象がまだ鮮明に残っているようで、余韻に浸りながら少しぼんやりとした様子を見せています。
先生の「もうすぐゴールです、頑張りましょう!」という励ましの声に、参加者ははっと我に返ったように再び気力を取り戻し、パドルを漕ぐ手に力がこもります。
ついにゴールへ到着しました。
先生が陸から支えてくださいますが、安心感からか参加者はカヤックから陸へ上がるのに少し苦労します。
それでも無事に地面に立つと、「まだ揺れている感じがする!」「足を伸ばせる解放感が最高!」といった声があがります。
先生の「お疲れさまでした。水面からの景色は楽しめましたか?またぜひ遊びに来てくださいね!」という言葉に包まれ、体験は笑顔のうちに午前の部を終えました。
午後の部も同じコースをめぐり、どちらも安全で充実した時間となりました。
今回のプログラムでは、親子でカヤックに挑戦し、水面からの新鮮な視点を通じて水辺の魅力や仕組みに触れる貴重な体験が広がりました。
穏やかな旧中川では、親子が息を合わせてパドルを漕ぎ進め、水面に映る景色に心を躍らせながら、家族の絆を深めるひとときが流れていました。
一方、荒川へと進み水門を通過する場面では、流れの速さや環境の変化を体感することで、閘門の役割や安全管理の重要性を学ぶ機会にもなりました。
特に、水位の異なる川を結ぶ“水のエレベーター”とも呼ばれる閘門を実際に体験できたことは、日常では得られない学びとして参加者の心に強く刻まれたことでしょう。
さらに、江戸時代の水運にまつわる話を聞くことで、水路が人々の暮らしに果たしてきた役割を知り、そして高度経済成長期に形成されたゼロメートル地帯の背景に触れることで、過去と現在の水辺のつながりに思いを巡らせる時間ともなりました。
こうした体験を重ねることで、遊びと学びが調和した充実のプログラムとなり、参加者一人ひとりに深い印象を残す結果となりました。
大好評の当講座。
旧中川は桜の名所としても知られています。
来年は桜の季節に合わせて開催を予定しております。
みなさんのご参加を心よりお待ちしております!
ツクル∞ジブン事務局
Email:tsukuru-jibun_ecr@eikoh.co.jp該当するイベントが存在していません