11月16日、栄光キャリアルートが実施した「家族でバードウォッチング×井の頭公園」の様子をお伝えします。
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教室や教科書では学べない「本物・本当」の「めったにできない」体験に「チャレンジ」することで、これからの未来を自分で考え自分で決める「力」を育む、未来の自分探し講座です。
各分野で活躍するその道のプロが指導する、旅行会社等のレディメイドな講座でなく、楽しみながらも「学ぶ」という学習塾としての栄光の特徴をコンセプトとしたオリジナルの唯一無二の講座となります。
私たちは日ごろ、公園などでさまざまな「鳥」を目にしますが、その名前や生態をどれだけ知っているでしょう。 その「鳥」はどこからやって来て、どこへ向かうのか。何を食べて生きているのか。
身近な存在でありながら、実は知らないことがたくさんあります。
この講座では、そんな“知っているようで知らない”「鳥」たちにスポットを当てています。
今回は、四季を通して約80種類もの野鳥が観察できる井の頭恩賜公園を舞台に、 日本野鳥の会の専門家とともに、家族で「鳥」の世界を楽しく学びました。
冬の気配が近づき、日陰に入るとひんやりとした空気を感じる季節。
木々が少しずつ紅葉に色づき始めた景色の中、集合となりました。
『日本野鳥の会』の萩原先生の紹介と挨拶で開始となりました。
当公園で見られる鳥たちの名前、それを発見した場所など記載できるオリジナルワークシートと身近な鳥が掲載されている『日本野鳥の会』発行の『おさんぽ鳥図鑑』が参加者に手渡されます。
さらに、この日のプログラムの流れとして、井の頭池の観察や、公園内にある井の頭自然文化園・水生物園での観察についての説明もありました。
まず最初に、双眼鏡の正しい使い方を学ぶレクチャーです。
双眼鏡を使ったことはあっても、実は正しい扱い方を知らないという人は意外と多いもの。
先生からは、まず目標物を決め、右目・左目それぞれのピントを合わせていく方法について丁寧な説明がありました。
参加者からは 「わぁ、本当にくっきり見える!」 「正しい使い方、初めて知った!」 といった驚きや感心の声が次々と上がっています。
正しい双眼鏡の使い方を学んだら、早速バードウォッチングに出発です。
少し歩いたところで、先生が「この辺りの池の畔で観察してみましょう。」の声掛けで、参加者は早速習ったとおりに双眼鏡をのぞきます。
「あ、なんかいる!」「あそこに鳥がいる!」など元気な発見を知らせる声が響きます。
先生は「いますね。あそこにいるのは渡り鳥の仲間です。名前は・・・・」
と先生からその鳥の名前、どこから来て、これからどこに行くのかなど詳しい解説があります。
参加者はワークシートに記入したり、先生の解説をメモ欄に書いています。
少しずつ場所を変えながら、観察を行っていきます。
すると先生は「対岸の木々と私たちのいる側の木々と見比べてください。」と質問が出されます。
参加者は少し考えています。
すると「色が濃い!」と大きな声が聞こえます。
「大正解!」と先生が答えます。
先生からはなぜ、色の違いが出るのかなどの詳しい説明があります。
この講座の中心は鳥の観察ですが、鳥は単独で生きているわけではありません。 周囲の環境や、食べ物となる生き物、木々など多くの要素に支えられて生きています。
そのため本講座では、鳥そのものだけでなく、鳥を取り巻く生態系にも目を向け、 エサとなる生き物や植物などもあわせて観察しながら学ぶことを大切にしています。
日曜日の好天もあって、井の頭池には白いスワンボートがたくさん浮かび、足こぎで水しぶきを上げながら、思い思いの方向へ進んでいきます。
そんな中、先生が 「あそこにいる『キンクロハジロ』、ボートにひかれそうですね。」 と声をかけました。
視線を向けると、勢いよく近づいてくるボートの前に、1羽の鳥がぽつんとたたずんでいます。 しかし、迫ってくるボートに気づいた瞬間、鳥は慌てて飛び立ちました。
続けて先生は、 「人に慣れていない鳥ならすぐ逃げますが、あの距離まで平気でいるのは、人間に慣れている証拠ですね。」 と説明してくれました。
それを聞いた参加者からは、 「鳥さん、かしこいね。」 という微笑ましい声が上がっていました。
気付くとワークシートもかなり文字で埋まっています。
発見した鳥の数も10種以上になっています。
すると先生は自分の耳に手を添えながら、 「野鳥観察は双眼鏡で“見る”ことだけではありません。“聞く”ことも大切な観察方法なんですよ。」 と説明してくれました。
続けて、 「さあ、耳を澄ませてみてください。いろいろな鳥の声が聞こえてきますよ。」 と声をかけると、参加者たちは静かに耳を傾け始めます。
すると、 「ほんとだ、鳴き声が聞こえる。」 「今、2種類の声がした!」 といった驚きや発見の声があちこちから上がりました。
“鳴き声を手がかりにすれば、姿が見えなくても鳥の種類を知ることができる”
参加者たちは、これも立派なバードウォッチングの一つだということを学んでいました。
「先生!あそこに大きな白い鳥がいます!」という声が上がり、 みんなで指さす方向を見てみると、草むらの陰に堂々と白い大きな鳥が立っていました。
先生はその鳥の名前や、どこから渡ってきたのかといった背景について丁寧に解説を続けてくれました。 堂々としたその姿に、参加者たちは双眼鏡をのぞき込みながら、息をのむように観察しています。
「来年になったら、また遠い場所へ帰っていくんだね。」
そんな声も聞こえ、説明を聞いた子どもたちは、それぞれの思いを胸にその鳥をじっと見つめていました。
井の頭池での観察を終えたあと、水生物園へと向かいました。
ここには、主にカモ類・サギ類などの水鳥を中心に、多くの鳥が展示されており、先ほど池で観察した鳥たちなども展示されているので、 野外では見えにくかった姿や動きも、間近でじっくり観察することができます。
池での体験を振り返りながら学びを深める、よい復習の時間となります。
展示によってはちょうどエサの時間に立ち会うことができ、 鳥たちがどんなエサを、どのように食べているのかを実際に観察することもできます。
「オシドリ」の展示の前に来ました。
先生から「”おしどり夫婦”とよく言われ、仲が良く一生そのペアが添い遂げるイメージがありますが、実際の『オシドリ』についてみなさんはどう思われますか?」と質問が出されます。
参加者からは思い思いの考えが出されます。
すると先生は「実は・・・・」と実際の「オシドリ」の生態について詳しく説明してくれました。
説明を聞いた参加者たちからは、「へー、知らなかった。」「イメージと全然違う。」といった驚きの声があがりました。
終了時刻が近づき、先生は今日観察した野鳥の写真を映し出しながら、一日の振り返りを始めました。 同じ渡り鳥でも、暮らす環境や食べ物の違いによって体のつくりが変化すること、さらに生態系の変化が鳥たちの行動にも影響を与えていることなど、今回の観察を通して見えてきたポイントを整理していきます。 話題はやがて、鳥たちを取り巻く環境の変化という地球規模の視点にまで広がり、充実した総括となりました。
参加者は、今日の学びを胸に帰路につきました。
今回の講座では、専門家の案内のもと、井の頭恩賜公園という豊かな自然環境の中で、様々な野鳥の姿や生態に触れることができました。
双眼鏡の使い方から始まり、池での観察、鳴き声による識別、水生物園での展示察まで、体験を重ねるごとに参加者の視点は「鳥を見る」から「鳥の暮らしを理解する」へと広がっていきました。
鳥たちは、環境や季節、食べ物との関わりの中で生きており、その背景には複雑で繊細な生態系が広がっています。
「オシドリ」の展示では、よく知られたイメージとのギャップに驚きながらも、実際の生態を知ることで、自然への理解がより深まった様子が見られました。
一日を通して、参加者は鳥たちの姿だけでなく、彼らを取り巻く環境や命のつながりにも目を向けることができたと思います。
今日得た気づきや発見が、これから自然に触れる時間をより豊かにしてくれることを願っています。
次回の開催は3月15日(日)、舞台は上野恩賜公園です。
「家族でバードウォッチング」をどうぞお楽しみに。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
ツクル∞ジブン事務局
Email:tsukuru-jibun_ecr@eikoh.co.jp開催日時
2026年02月01日(日) 10:00~15:00申込締切
2026年01月27日(火)開催日時
2026年02月11日(水) 10:00~12:30申込締切
2026年02月06日(金)開催日時
2026年02月15日(日) 10:00~16:30申込締切
2026年02月10日(火)開催日時
2026年03月08日(日) 10:00~16:00申込締切
2026年03月03日(火)開催日時
2026年03月15日(日) 10:00~15:00申込締切
2026年03月10日(火)