2024年8月21日(水)に開催したグループディスカッション無料練習会のレポートをお届けします。
今回のグルディス無料練習会でも、企業の採用選考やインターンシップの中で実施されるグルディス同様、初対面の学生とチームを組んで課題に取り組んでいただきました。
[目次]
今回も簡単な自己紹介からスタート。
前回同様、「グルディスに対する課題感」や「どのような姿勢で今回の練習会に臨もうと考えているか」を盛り込んで自己紹介をしていただきました。
「以前、ファシリテーターを務めた時はうまくできなかったので、今日は上手にファシリテートしたい」
「以前のグルディスでは発言量が少なくなってしまったので、今日は発言量を増やして自分の良さをアピールできるようにしたい」
「自分の意見を発言することに苦手意識があるので、積極的に発言することを心がけて苦手意識を克服したい」
「考えを言語化して論理的に伝えることが苦手なので、自分の考えを論理的に伝えられるようにしたい」
今回の参加学生の中には、これまでに何度かグルディスに参加した経験がある方もいらっしゃいました。過去にグルディスに参加した経験のある学生さんは課題意識が明確でした。また、それ以外の学生さんにもそれぞれに課題感があり、今回の練習会で自分の苦手を克服したい!という意気込みが感じられました。
前回(今期第1回目)のレポート記事でご紹介したように、グルディスの出題課題は「6つの型」に分類することができます。
(グルディス出題課題の「6つの型」については、こちらの記事をご確認ください)
今回の無料練習会では「ディベート型」(意見が割れるような問題を、自分の立場を明らかにした上で議論するもの)がテーマで時間は30分、議論の進め方や役割分担、使用するツールなどはメンバー間で決めて、最後に発表していただく形式でした。
今回のテーマに対する基本的な議論の流れとしては、
「課題の前提合わせ」→「答えを出すべき『問い』が何なのかをメンバー間で共有する」→「メンバー間での議論を通して答えを出すべき『問い』を解決するために最適な選択肢を選ぶ」→「メンバーの合意形成」
となりますが、なかなか理想通りの展開にはなりませんでした。
グルディスでは、出題課題の型によって議論の進め方が異なります。
特にファシリテーターを務める機会の多い方は、それぞれの出題課題の型ごとにその性質に合った最良の議論の進め方があるということを知っておくとよいかもしれませんね。
一人ひとりを見てみると、
上手にファシリテートしたいと言っていた学生さんは、比較的上手に議論を誘導してメンバーからの意見を引き出せていたように思います。また、それぞれのメンバーが積極的に発言して一人ひとりの発言量もほぼ均等でよいバランスだったように感じましたので、いずれの参加者の方もご自身の課題感を解消できていたのではないかと思います。
今回、特に印象的だったのは、他のメンバーの発言をうなずきながらしっかりと聴いている学生さんの様子でした。
グルディスでは積極的に発言することも大事ですが、それと同じくらい、他のメンバーの意見にしっかり耳を傾けることも大事です。いわゆる「傾聴力」というものですが、その力を聴く姿勢によってアピールすることも重要ですね。
発表後には、酒井先生から具体的な議論の進め方のモデルケースの説明があり、全員が真剣に耳を傾けていました。また、一人ひとりに対してのフィードバックもご提供しました。
今回も、参加された学生さんには持ち帰っていただけるものがたくさんあったのではないかと思います。
今後も、このような練習を繰り返していく中で徐々に課題を解消し、自信を持って本番に臨めるようになっていってほしい!と思います。
以上、今回のグループディスカッション無料練習会の様子やご参加いただいた方の感想などをザックリですがレポートさせていただきました。
今後も、今回のようなグループディスカッション無料練習会を不定期で開催していく予定ですので、ぜひLINE公式アカウントを友だち追加して、最新情報をキャッチしてください!
開催日時
2024年12月21日(土) 11:00~11:50申込締切
2024年12月19日(木)開催日時
2025年01月18日(土) 11:00~11:50申込締切
2025年01月16日(木)