12月27日から28日の2日間のプログラム、栄光キャリアルートが実施した 国内留学の様子をお伝えします。
[目次]
英語ネイティブ講師のオールイングリッシュ環境で、訪日観光客へのリアルインタビューに挑む実践型プログラムです。 机上では得られない“生きた英語”に触れ、学んだことをその場でアウトプットすることで、英語力・対話力・異文化理解が大きく伸びます。 日常では体験しにくい外国人とのリアルな会話が、英語学習への自信とモチベーションを一気に高める2日間です。
この講座は、英語を「学ぶ」だけでなく、「使う」ことで本当に身につく“生きた英語力”を育てる実践型プログラムです。英語は覚えるだけでは意味がなく、コミュニケーションをはかるための道具。
だからこそ、実際に使う体験を中心に構成されています。
初日は飯田橋で最新テーマの講義を受け、必要な知識をインプット。
その内容をもとに、翌日のインタビューに向けた準備と練習を行います。
2日目は浅草・雷門へ移動し、訪日観光客に英語でリアルインタビューを実施。
机上では得られない“本物の対話”を経験し、英語を使う楽しさと手応えを実感します。
インタビュー後は再び飯田橋に戻り、集めた情報を整理してプレゼンテーション。
アウトプットを通して理解が深まり、自信にもつながります。
このプロセス全体を通じて、英語力だけでなく、異文化理解や対話力も大きく伸び、「使える英語」を身につけることができます。
集合時はやや緊張した雰囲気でしたが、先生の元気な挨拶に続いて自己紹介や2日間使用するオリジナルワークブックの配布、簡単なオリエンテーションなどを行い、場が少しずつほぐれていきます。 その後、緊張を和らげるための楽しいゲームがスタートし、先ほどまで固かった表情の参加者たちも一気に笑顔に。
ゲームの説明も含めすべて英語ですが、体を動かしながら楽しめる内容のため、参加者たちは無理なく英語を理解し、自然とゲームに夢中になっていきます。
緊張がすっかり和らぎ、頭の中も日本語から英語へと切り替わったところで、いよいよ本題へと進みます。
講師の指示でワークブックの指定ページを開くと、 「Trends in foreign tourist arrivals in Japan」というテーマのもと、 最新の訪日観光に関するデータや様々なグラフが並んでいるのが目に入ります。
ワークブックを使いながら、講師から訪日観光の現状や旅行者の特徴などを英語で学び、翌日のインタビューに備えるための基礎をしっかり身につけていきます。
背景を理解したうえで臨むことで、単なる会話ではなく、相手の視点を踏まえた深い対話ができ、得られた情報も翌日のプレゼンテーションにしっかり活かされます。
レクチャーでは、訪日観光の動きや国ごとの特徴をわかりやすく紹介しながら、文化や価値観の違いにも目を向けていきます。
講師が「Why do you think so many people visit Japan?」 と問いかけて参加者の前で発表を促すと、参加者たちは試行錯誤しつつも、自分の考えを英語で伝えようと工夫しながら発表し、活発なやり取りが生まれます。
この講座ではただ一方的に説明を受けるだけでなく、「あなたはどう思うのか?」「この事実を見て何を考えるか?」など自分の意見や考えを発する機会も多く取り入れています。
なぜなら、コミュニケーションはお互いの「意見や考え」などをキャッチボールして成り立つものだからです。
こうした発表の時間は、翌日のインタビューやプレゼンテーションに向けて、人前で話す力を養い、コミュニケーションの基礎を築く大切なステップにもなっています。
次のステップでは、実践的なインタビューの準備に入ります。 講師の指示でワークブックの該当ページを開き、インタビュー前の基本ルールについて説明を受けます。
「People are busy when they travel, so let’s ask politely before we interview them.(旅行中の人は忙しいので、インタビューをお願いするときは丁寧に声をかけましょう。)」
という講師の言葉をもとに、参加者は心構えを学びました。
理解を深めるため、講師は観光客役とインタビュアー役を演じ、実際にありそうな場面を再現しました。急いでいる観光客に声をかけて断られるシーンなど、リアルな例を通して対応の仕方を学びます。断られたときの振る舞いや、英語での適切な表現についても丁寧な説明があり、参加者が実践をイメージしやすい時間となりました。
ワークブックには、質問の仕方やレベル別の例文、聞き取れなかったときの対応、言い直してもらう表現、道に迷った観光客への声かけなど、実際に使える英語フレーズが幅広くまとめられています。
次に、明日インタビューでの質問を決める時間となります。
ワークブックに載っている質問例を参考にしながら、講師と参加者が意見を出し合い、実際に使うフレーズを選んでいきます。
まずは「ご協力いただけますか?」という導入の言葉から始めて、今回のインタビューの目的や、来日は何回目か、日本と自国との違いなどとともに最後に「私たち日本人学生に対し、何かアドバイスはありますか?」という質問で締めくくることになりました。
さらに、インタビューを進めるにあたって、観光客を探してくる人、質問を担当する人、地図を見せて出身国にチェックしてもらう人など、インタビューに必要な役割も決めていきます。
当日はその役割を交替しながら進めていくことになります。
全て決まった後、観光客役とインタビュアー役を交替しながら、本番さながらのロールプレイを行い、実践的な練習を重ねていきます。
すると講師は「Everyone, did you bring your origami paper?(みなさん、折り紙は持ってきましたか?)」と声をかけ、続けて「日本では『鶴』にいろいろな意味がありますよね。」と話を進めます。
そして、インタビューに協力してくれた方への感謝を形にして伝えること、さらに「鶴」が平和や願いを象徴する特別な存在であることを踏まえ、折り紙で作った鶴をプレゼントしようと提案します。
一方的に質問して終わるのではなく、相手に何かを返すことで心の通った「交流」が生まれる――そんな思いが込められた提案です。
「Let’s make an origami crane to thank the tourists(協力してくれた観光客への感謝の気持ちを込めて、折り紙で鶴を作りましょう。)」
の講師の声掛けで、参加者は早速持ってきた折り紙を出し、「鶴」が折れる参加者が指導役となり、1人ひとり「鶴」を折りはじめました。
「鶴」がある程度できたところで、講師から翌日の集合場所や時間、持ち物などの案内があり、この日のレッスンは無事に終了となりました。
2日目の朝、集合場所は浅草の雷門です。 早い時間にもかかわらず、雷門周辺は多くの外国人観光客でにぎわっています。
参加者は担当講師や仲間たちと元気に挨拶を交わし、準備が整ったところで移動を開始します。
まずは浅草寺に向かい、全員で参拝してインタビューの成功を祈願します。
その後、インタビュー実施場所へと向かいます。
講師とともにインタビューのルールや質問内容を再確認しながら、最後の練習に取り組みます。
昨日の実践練習とは異なり、周囲には多くの観光客が行き交うため、参加者はやや緊張した表情を見せつつも、質問の練習にしっかりと集中しています。
そして、いよいよインタビューが始まります。
まずはインタビュー相手となる観光客に協力を依頼する担当の参加者が、まず行動を開始します。
「急いでいなさそうで、やさしそうな人に声をかけてみよう。」とつぶやきながら、対象となる相手を探しに向かいます。
するとその参加者はベービーカーを押しているやさしそうなご夫婦に協力依頼を掛け、右手で大きく「OK」のサインを残りの参加者に合図を送ります。
インタビュー開始です。参加者は「質問する担当」「地図担当」など担当別にインタビューを行っていきます。
「どちらから来られたか」を聞く担当が尋ねると、そのご夫婦は「ノルウェー」から来られたとのことで、「地図担当」は地図を広げ、「ノルウェー」の所に印を付けていただいています。
別の質問担当者が続けてインタビューを進めていきます。 訪日の目的や来日は何回目か、自国との違い、日本で驚いたこと、日本の印象などを丁寧に尋ねていきました。
最後には、私たち日本の学生に向けたアドバイスも伺い、インタビューは締めくくられます。
インタビューを終えたその観光客の方は、参加者に向かって「Good English!」と声をかけてくださり、お礼としてみんなで折った折り紙の鶴を手渡すと、その意味を説明した際に「So beautiful!」と喜んでくださいました。
みんなで記念撮影を行い、和やかな雰囲気のまま1組目が終了します。
緊張の初回が終わると、参加者の表情には安堵が広がり、「できた!」「思ったより簡単だった。」「赤ちゃん、かわいかったね。」など、さまざまな感想が飛び交います。そして講師の「Good job! Try the next one!」という声に背中を押され、次のインタビュー相手を探しに向かいます。
参加者は緊張の初回の後は、とても楽しんでいる表情で、担当を交替しながら次々とインタビューを行っていきます。
気付くとすでに「ノルウェー」「スペイン」「オーストラリア」「フランス」などいろいろな国々の方々にインタビューを行っています。
協力を依頼する担当の参加者がやさしそうな男女にインタビューの協力をお願いし、インタビュー開始となります。
女性はアメリカ人で男性はナイジェリア人とのことで、女性はナイジェリアで英語を指導する英語の先生とのことです。
それを聞くと、参加者の表情は少し引き締まった感じが見受けられます。
それでも引き続き担当が質問を行ったりとインタビューは続き、最後の質問で日本の学生に向けたアドバイスを伺うと「Keep studying English!」と英語の先生らしいアドバイスをいただきました。
気付くと9組のインタビューを行っており、そろそろインタビュー終了の時間が迫ってきています。
先生は「Let’s do the last interview and then we will finish.(最後1組のインタビューを行って終了しましょう!)」の声掛けで、参加者は「よし、最後の1組頑張ろう!」と再度気合が入ります。
やさしそうな男女が協力してくれるとのことで、早速インタビューが始まります。
お2人は「オーストラリア」から来られたとのこと、自国と比べて「人が多くてびっくりした」、好きなところは「浅草」など次々と聞いていきます。
最後に日本の学生に向けたアドバイスを伺うと、その女性の方が凛とした表情となり参加者をしっかりと見ながら言いました。
「Be proud of your country. Your country is a great place, so be proud of it.(みなさん、自分の国を誇りに思ってください。自分の国がこんなに素晴らしい国であることに誇りを持ってください。)」
参加者に難しい単語があったかもしれませんが、言葉の壁を越えて、心と心とが通じることで、すべてを理解し受け止めていることが表情からしっかりと伝わりました。
参加者たちはインタビューを終了し、浅草文化観光センターの8階にある展望テラスへ移動します。
そこから美しい浅草寺周辺の景色を見下ろした後、飯田橋の栄光ビルへ移動となりました。
栄光ビルへ戻り昼食後、参加者たちは、インタビューで得た情報の整理に取り組み始めました。
講師のアドバイスを受けながら、訪問者の出身国や質問ごとの回答傾向などを1つずつ確認していきます。
「訪日の目的で多かった理由は何か」「人気の食べ物はどれか」「日本で驚かれた点にはどんな共通点があるのか」など、手元のメモを見比べながら、参加者たちは項目ごとにデータを分類し、丁寧に分析を進めていきました。
こうした作業を通じて、英語でのコミュニケーションだけでなく、得られた情報を整理し、自分の頭で考えてまとめる力も養われる、非常に有意義な時間となりました。
インタビュー内容の整理を終えた参加者たちは、次の段階としてプレゼンテーションの準備に進みました。 情報をただ並べるのではなく、聞き手に伝わる形に組み立てる方法を学びながら、内容の表現を考えていきます。
講師は、プレゼンテーションを「導入・本論・結論」の3つに分けて構成する基本を説明し、それぞれの役割を意識して整理する大切さを伝えました。さらに、言い回しの工夫やジェスチャーなど、発表を魅力的にするポイントについてもアドバイスがありました。
ワークブックには図解や例が多く載っており、英語での説明を補いながら理解を深められるよう工夫されています。参加者たちは文章化したり、仲間と意見を交換したり、練習を重ねたりしながら、自信を持って発表に臨めるよう準備を進めていました。
その姿からは、より良いプレゼンを目指す真剣さと、伝えたいという意欲が感じられました。
参加者たちは、次のステップとしてプレゼンテーションの原稿づくりに取りかかりました。
自分の考えを文章に落とし込みながら整理したり、仲間と意見を交わして内容を深めたりと、様々な方法で準備を進めています。
書き上げると、何度も練習を重ねていきます。
練習を重ねるうちに、伝えたい内容がより明確になり、プレゼンテーションに向けて自信をつけていく様子が見られました。
その取り組みからは、良いプレゼンテーションを届けたいという意欲と、準備に真剣に向き合う姿勢がしっかりと伝わってきます。
ただ、参加者たちの表情には、どこか落ち着きがあり、楽しんでいる様子さえ感じられました。
今日の大きな挑戦「インタビュー」をやり遂げたことで、自信が湧き、その気持ちが表情にも表れているように感じられます。
ついにプレゼンテーションの時間がやってきました。 参加者たちは丁寧にあいさつをし、名前や学年を伝えてから発表を始めました。インタビューで出会った観光客について、出身国や訪れた理由、日本で驚いたことなどを、実際の会話をもとにエピソードを交えて紹介していきます。
地下鉄の便利さに感心していた話、日本人の親切さに驚いていた様子、日本食が大好きだという観光客の声など、参加者はそれぞれが感じたことを自分の言葉で伝えていました。 また、原稿を読むだけでなく、視線や声の使い方にも気を配り、これまで学んだ表現方法をしっかり実践しようとする姿勢が見られました。
発表後は英語を使ったアクティビティで盛り上がり、会場には笑顔があふれました。
解散の頃には、初日の緊張した表情はすっかり消え、やり遂げた自信に満ちた晴れやかな顔が印象的でした。
初日は緊張した雰囲気で始まりましたが、英語のゲームやワークブックを通して徐々に慣れ、積極的に発言できるようになりました。
訪日観光のデータを読み解きながら意見を交わす活動では、語学学習を超えて相手の背景を理解しながら対話する力が育ちました。
2日目の浅草インタビューでは、一人ひとりが勇気を出して外国人観光客に声をかけ、英語でのコミュニケーションに挑戦しました。回数を重ねるごとに表情が明るくなり、相手の言葉を理解して自分の言葉で返せた喜びが自信へとつながっていきました。折り紙の鶴を通じた交流や励ましの言葉も、忘れられない経験となりました。
午後のプレゼンづくりでは、得た情報を整理し、自分の視点でまとめる力が問われました。伝え方を工夫しながら練習を重ね、最後の発表では堂々とした姿を見せてくれました。短期間とは思えない成長が感じられ、参加者からも前向きな感想が多く寄せられました。
2日間を通して、英語力だけでなく、相手を理解しようとする姿勢や自分の考えを伝える力が大きく伸び、挑戦を乗り越えた経験が今後の自信につながるはずです。
インタビューの際、観光客の方が日本の学生へ向けて伝えてくれた言葉が、今も心に残っています。
「自分の国を誇りに思ってください。自分の国がこんなに素晴らしい国であることに誇りを持ってください。」
私たちは日本で暮らす日々の中で、多くのことを「当たり前」として受け止めてしまいがちです。
しかし、外から訪れる人々の目には、その「当たり前」が特別な魅力として映ります。
実際にインタビューで耳にした、
「街にゴミが落ちていない」
「平和で素晴らしい」
「地下鉄がとても便利」
「食べ物がどれもおいしい」
「人が親切で温かい」
などといった声は、私たちが普段気づきにくい日本の良さそのものです。
多くの観光客が日本を訪れるのは、こうした価値が世界の人々にしっかり伝わっているからなのでしょう。
この言葉を胸に、参加者の皆さんが自分の国に誇りを持ち、これから世界へ大きく羽ばたいていくことを心から願っています。
栄光留学事務局
Email:studyabroad_ecr@eikoh.co.jp開催日時
2026年02月01日(日) 10:00~15:00申込締切
2026年01月27日(火)開催日時
2026年02月11日(水) 10:00~12:30申込締切
2026年02月06日(金)開催日時
2026年02月15日(日) 10:00~16:30申込締切
2026年02月10日(火)開催日時
2026年03月08日(日) 10:00~16:00申込締切
2026年03月03日(火)開催日時
2026年03月15日(日) 10:00~15:00申込締切
2026年03月10日(火)